黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

おにぎりがいいか、カレーがいいか♪

2024-11-03 18:19:12 | Weblog

加賀と能登の美味しいお米「ひゃくまん穀」の記事が、まだ続きます。はずみがついて、止まらない私です。
「ひゃくまん穀」は、石川県がうんだ新しい品種で、普及はこれから。
それだけに、
  珍しい。
  米粒が、普通のお米よりも大きい。
  冷めても美味しい。
  おにぎり、カレーに適している。
そして、日本全国のお米が雪国であろうがなかろうが早生(収穫の時期が早い品種)になっている現代において、「ひゃくまん穀」は、あえて晩成種なのであります。
だから、あわてて稲刈りをしなくてもいいわけで、農家の作業には、都合がよいのです。
じっくりと育って、しっかりと実って、きっと美味しい。*個人の期待です。
石川県農林水産部ブランド戦略課,JA全農いしかわ 「ひゃくまん穀」PR資料を引用しました。

さて、江戸時代に日本で最大規模の藩は、加賀藩・前田家の百万石。
滋賀県では、彦根藩が25万石。
親藩、譜代、外様の3分類の中で、譜代で、彦根藩は譜代の筆頭とよばれました。
彦根城で近畿地方をおさえる重大な任務。江戸幕府の指揮官・大老の任務を何回も背負ったのです。
大老という役職は、江戸幕府政権を内閣とすると総理大臣クラスの重職で、政治課題が重要なときに老中の上に臨時に置かれた。
江戸幕府は250年間ほどの間に合計12人の大老を置きましたが、その中の5人が彦根の井伊氏です。
江戸時代末期の激動期を支えた大老・井伊直弼は彦根の御殿様でしたね。教科書では、日米修好通商条約、安政の大獄、桜田門外の変で登場します。
つまり、江戸幕府は、
  「困ったときは、井伊氏がいいし」
ということで、頼りにされたのですね。
*このギャグは、勉強の役に立つのですが、まったく受けませんでした。

彦根藩の藩校の系譜を引き継いでいるのが、彦根東高校です。
彦根東高校を象徴する「赤鬼魂」は、「井伊の赤備え」と呼ばれる江戸幕府最強の武士団から。戦国時代最強の武田信玄の配下にあった山県氏の軍団が、真っ赤な武具でおそれられた。後に武田氏の武士たちが井伊家に仕え、赤い武具が引き継がれました。
彦根東高校が甲子園に出場すると、アルプス席が真っ赤に染まりますね。日本最強の武田騎馬軍団の蹄(ひづめ)の音が、甲子園のアルプス席に轟(とどろ)く。
格調高い応援歌も響きます。次に甲子園が真っ赤に染まるのはいつだろう。
野球部、赤鬼魂で頑張れー!

滋賀県で彦根藩の次に大きかったのは膳所藩で、6万石。
こちらの藩校は、膳所高校へつながっています。
ここで自慢をしますが、膳所藩の所在地は大津市本丸町で、コホン、おうみ進学プラザの本社の所在地と同じです。 

勉強の秋キャンペーンがスタートして、生徒&保護者のみなさんにお知らせしたときには
 「秋といっても、まだ暑いけどなあ」
という日もありました。
すっかり深まった秋。
さぁ、「ひゃくまん穀」をめざして、ゴールまで!
おにぎりがいいか、カレーがいいか♪


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