King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

今朝の珈琲はホンジュラス

2012年06月15日 11時53分54秒 | 珈琲
昨日の夜みたNHKプロフェショナル仕事の流儀の
再放送を見ました。

このシリーズはプロの仕事から色々考えさせられる
もので、興味があるのですが、最近はちと疑問も多く
感じます。

昨日の天ぷら職人などもこのテレビのおかげで多分
しばらく予約の取れない状況になるのでしょうが、
そんなお墨付きを簡単に与えていいのでしょうか。

最近グルメサイトとかミシュランガイドとかなんの
指針になるのかと思うことが強くあります。

昨日の番組で言えば、味に絶対の自信があるとか
プロの心配りなどを強調していましたが、最初に
この職人の声を聞いたら、すぐに喫煙者の声である
ことに気が付きました。

番組の中に出てくる老舗の銀座のフレンチのレストランの
店主も喫煙者でした。

本当のプロで味にこだわりのあるのなら喫煙者というのは
私には理解できません。

味を云々するのなら店内も禁煙にするはずです。

何かを究めようとすると何かが失われ、何か引き換えにして
手に入れていくものという真摯な姿勢が求められると
感じています。

求道とはそんなものという冷めた見方をするのも実は
人はすべてを与えられているという考え方から来ています。

珈琲はどうでしょうか。

甘味酸味苦味と要素は上げられるものの何がどうなったら
おいしい珈琲という定義には百論あって結論なきところがあり、
うまみという感覚も人によりまちまちであったりします。

しかし、うまみという感覚があるのは日本人だけかもと思える
のが日本料理などの料理の世界観です。

今朝飲んだのはホンジュラスです。

日本人にはあまりなじみのない豆です。

この豆は不思議なもので、ちょっとした火加減で苦みが出る
のです。

甘味を強調して苦みのない味が本質なのか、苦みがあるのが
本来なのか余所で売っている豆がどんなのか調べてないので
どちらが本来とか押し付けられませんが、心地よいのは苦みが
ない方です。

一口飲んでほうと感じるものを持っています。

ストレートでは売られていなかったり知名度の問題や日本の
事情で本来の実力が知られずに来た感じはありますが、ここの
ところの高級品と普及品の二極化の流れにのり、いいものが
輸入されることになり、今までのように安くてうまいという
状況ではなくなっています。

当店ではこれからも名前より実力で判断し、安くておいしいもの
の提供に努めていきたいと思います。

ニカラグア、コスタリカ、パナマはそんな中安くていいもの
がありました。

季節のブレンドとあわせてどうぞ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分だけのステージ夜中のランニング

2012年06月15日 10時02分17秒 | ジョギング
一昨日のコースを書いているときにふと
もっと長く走れるコースがあると気が付きました。

自宅から横瀬セーブオンから横瀬町立グランド、語歌堂の前を
通って、道なりに県道に出て、高篠小の信号から大野原へ
国道を横断し、トワーズの先を文化体育センターへ左折、
六地蔵の信号まで走り、国道を和同大橋へ左折、桜橋まで
行って帰ってくるというコースです。

一昨日、市立病院から一中、旧秩父橋から寺尾信号から巴川大橋
影森中、影森小、踏切を渡って自宅というコースで、この
公園橋まで来たときにとてもほっとした気分を思い出し、
あの感覚を昨日も味わいたいという希望もありました。

川向こうの公園橋から桜橋方面へは下り坂になり、その坂を
下れば後はもう自宅へもあとわずかです。

桜橋で切り上げてもいいし体力時間に余裕があればその先の
巴川大橋でもいいし、とにかくそれまでの道は市内でも歩道
があってもでこぼこで走りづらく、車の往来も結構あり、
走りづらい道が続くのです。

それが、公園橋のところまで来るとあとはくだりだけで道も
今までとは違い普通に飛ばせる状況になるのです。

それもあり、30分も走れば終わりだという終わりが見えた
感じもしてとってもほっとする地点だったのです。

ところが昨日は、一昨日ランペースで90分走をしたばかり
なのに、ゆっくり2時間走るコースを確立しようと先のコースを
行き、公園橋からの下りでなんと転倒してしまいました。

昨日はその前の日とは打って変わって誰とも合わない日で、
道路は孤独感をたたえうすぼんやりとした明かりの中を
声高くなくカエルの声を聞きながら未知のコースを走り
やっといつものコースまで来て頭がぼんやりしていたのか
足があまり動かなくなっていたのか、ほんのわずかなギャップに
足を取られ転倒しました。

右ひざを痛打して手をついて掌もアスファルトと小砂利に削られ
ました。

これで頭がしゃきっとしてぼんやりとした頭も覚醒しました。

喝を入れられたようになり、足も手も普通に動いたのでその
まま自宅まで走りました。

自宅につくと2時間12分かかっていました。

右足はひざがら流血して夜中に遭遇した人にはかなり恐怖映像に
映ったことでしょう。

ネットで距離を調べたらかなり走った感じがしたものの、19Kしか
ありませんでした。

いつものランペースで走れば1時間40台で走れる距離です。

やはり経験していることですが、スロージョギングは楽そう
ですが、体にはあまりいいことはなく、いつものランペースで
走った方が体への負担も少なく、早く楽に走れるのです。

ゆっくり楽に長くなんて走ると気が緩んでこんな転倒までして
しまうという結果でお粗末さを悔やんでいます。

大野原から寺尾の間の未知の道路は人気がなく野趣に富んでおり
車では走ったことがあっても自分の足で走るとなると途中で何か
あると帰れなくなるのではとかよそ見をしていた車にはねられる
とか無用の考えを浮かべます。

これも自分のテリトリーを外れたという感覚からなのでしょう。

いつものコースなら真っ暗で誰ともすれ違わないような夜でも
何とも思わず自分の庭を走っているようなものなのですが、
昨日はいつ拉致されるかということまで浮かんでしまったのです。

そんな未知のコースから普段のコースに戻った途端の転倒で
よっぽど気が緩んでいたのでしょう。

夜は道の高低差とか小石とか照明がないところが多く、予測して
いつでも回避できるように余裕を持って走っているのですが、
気分だけ長い時間走り疲れてしまったようです。

二時間かけて失った水分は、やはり急に補給しても体になじまず
倍の時間をかけて体の興奮と同時にゆっくり覚ましていかなければ
ならず、寝るのもずるずると遅くなってしまいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイスコーヒー研究

2012年06月15日 01時29分46秒 | 珈琲
昨日の試飲のお客様も季節のブレンド『わだち』に
的確なコメントを頂きました。

苦みが爽やかです。酸味がなくキレがあり、苦みがしつこく
ないです。最後に甘味が残ります。ごくごくと飲んでしまい
あっという間になくなりました。と、この言葉を一口飲み
しゃべり、また飲んでしゃべりカップを置くことなく飲み干して
ずっと感想を言い続けてくれました。

こちらの説明も特長の解説もも必要なかったようです。

次に現れたいつもアイスパックをご注文の方も試飲して
今まで飲んできたアイスと如何に違うかを色々な言葉で
表してくれました。

これまたこちらの説明は必要なかったようです。

やはり試飲は重要です。一期一会の茶の心を感じます。

アイスコーヒーの豆の注文で、とにかく苦いのをという注文が
あり、いつもより深く焼いて豆を用意しいくつかのブレンドを
作りました。

いろいろ作った結果、昨年もこんなことをやって結局、色が
黒くなくっていらないことになったことを思い出しました。

色についてはその後、かなり黒い色ができる方法をとって
解決しました。

アイスコーヒーの作り方もドリップマシンのサーバーに氷を入れて
後は半分ほどの量の水で珈琲を落とせば簡単にできます。

これなら手間いらずで薫り高いアイスコーヒーができます。

今なら300g1000円からアイスコーヒーブレンド特価にて提供中です。

水出しアイスパック5ケ入り1000円も好評売出し中です。

これは水出しの麦茶のようにパックを1.2Lの水に12時間漬けて
置くだけでできるというものです。

氷もガムシロもミルクもいりません。

豆本来の甘みと香りが楽しめます。

粗悪豆を深くいっただけの苦くて黒いアイスコーヒーは
作れば作れますが、それならスーパーで1Lの紙パックを
買った方がいいと思いますのでそちらをお勧めします。

本当の珈琲の味をアイスでも味わいたいというのであれば
水出しをお勧めします。ぜひお試しを。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする