King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

賞味期限切れでもスパーズ対クリッパーズ

2013年04月01日 23時59分49秒 | バスケ
FRIDAY, MARCH 29, 2013
8:30 PM ET - AT&T Center, San Antonio, TX

    1  2  3  4  T
LAC 28  34  17  23  102
SAS 30  31  24  19  104

Arena: AT&T Center, San Antonio, TX
Officials: #24 Mike Callahan, #6 Tony Brown, #44 Eli Roe
Attendance: 18581
Duration: 2:20

スパーズの試合は、ダンカンの衰えとともに変わらないスピードで抜くだけの
パーカーと見飽きた感じのチームという印象でした。

特にボーエンが抜けた辺りから、もはや見るべきものもない退屈なチームという
感じを強くしましたが、この日のスパーズはそれを覆す面白いゲームでした。

ダンカンも過去の栄光の預金でかろうじて先発にとどまっている選手かと
思えば、基本のプレーばかりですが、そのオーソドックスにフォワードの
立場をこなす姿はベテランでも率先して走り、リバウンドを取りコーチの
戦略を見事に具現する姿でした。

中でも、クリッパーズのリズムと気持ちを砕いたジョーダンへのファウルプレーは
実に効果的でした。

相手のセンターのダンクに対してペイント内でボールをもたれたらファウルする
というのはよくある作戦です。

そういうダンク得意のセンターはみんなフリースローが下手なので、決められる
ならフリースローでその得点確率を削ぐというものですが、これを点の入れ合いとなった
時に、一番フリースローが入らない選手がボールを持ったらファウルしたらどうなるか。

それはまだボールがセンターラインを越えないうちから起こりました。

テレビカメラが何が起こったかとらえきれないようなフレームの外でのシーンで
次のシーンはジョーダンがフリースローをしてそれがことごとく落ちるという
シーンを続けて見せられました。

得点機会を奪われてその間に得点されて点差ができてしまいました。

こんなシーンを見るとヘッドコーチの差というのを感じないわけにはいきません。

ポボビッチはそんな名将振りでどんと構えているのかと思えば、前半興奮して
どなりちらし周りのアシスタントコーチがとめるのも構わず、激高してテクニカル
ファウルを取られています。

こんなところが、ベテラン主力を率いても未だにウエスタン首位を続ける所以
でしょう。

今では、他のチームがまねるディフェンスシステムや攻めですが、マネの
できないものがあるからこの地位なのでしょう。

コメント
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