TUESDAY, APRIL 9, 2013
7:30 PM ET - American Airlines Arena, Miami, FL
1 2 3 4 T
MIL 21 25 13 24 83
MIA 26 21 24 23 94
Arena: American Airlines Arena, Miami, FL
Officials: #55 Bill Kennedy, #30 John Goble, #77 Karl Lane
Attendance: 19834
Duration: 2:04
主力のウエイドとボッシュが休みでもそんなのは関係なく圧倒的な攻撃力を持って
格の違いを見せつけるヒート。チームの連勝記録を作り、もはや死角なしといった
ファイナルの調整とも見える感じの体制です。
トロイカ体制がなくてもヒートはレブロンの拡張型の中も外も早さもあり高さもある攻撃力と
スティールとジャンプ力による守りと他の選手は自分に託されたポジションの仕事だけやって
いればいいというのが全てです。
その主力の出来により、負けたり買ったりするわけですが、これを意識しない相手には
楽に試合が進んでしまいこの日の試合のようにやりたいようにやられるだけになって
しまいます。
かつてレイカーズに執拗にコービーだけにつくディフェンスを作り各チームが対戦したように
レブロンとやり合う体制を作らないとならないでしょう。そもそもレイカーズも相手主力の
エース対策の守り体制を敷いたり守備要員を重用したのも自分たちの得点源を意識して
のことでしょう。
ただ、この日のヒートはベテランにしろ若手にしろ他の選手があまりにレブロンのそんな
体制にもはや自分たちの分だけの仕事で十分やればそれでいいという姿勢が見えすぎて
若手が自分を主張してプレーしたり、自分のスタイルを模索してぶつかり合うようなそんな
人間模様も何もなく年寄り臭いチームだなと感じてしまうのです。
バックスは蛇ににらまれた獲物のように高さでは優位なはずのインサイドへ攻め入ることも
ままならず、自滅型のオフェンスを繰り返すばかりです。
高さでだめならば早さでと一旦は走りだしますが、却ってターンノーバーを連発してしまう
などまるで烏合の衆のようなお粗末な攻めに陥っています。
かつて試合があるたび、ヒートの弱点はセンター不在だなどといわれましたが、アンダーセン
の加入でそんな批評も聞かれなくなりました。しかし、依然弱点はインサイドの高さであり、
アンダーセンもファウルやミスが多い選手なので攻略点は多々あります。
スピードに乗って攻めないと攻撃が成り立たないチームが多くなっている現NBAでは
ハーフでゆっくりせられるポイントガードやセンターのポストからのインサイド攻撃が
重要になるのではないでしょうか。
インサイドからアウトサイドへの展開ではヒートの得意な攻撃でこれも十分役割分担され
アレン、バティエ、ミラーといったシューターがずらりといますので、例えレブロンだけ
マークしていても次に来るものを考慮しないとせっかく敷いたエース崩しも機能しない
のです。
移籍したレイアレンのスタイルをあれだけに使ってしまうのかという感じの勿体なさも
感じますが、本人は点を取りまくるのはもう任せて自分はアウトサイドで楽に打つだけ
という楽隠居スタイルの雰囲気まで漂います。
ヒートに対してインサイドから崩して行くペイサーズがどの程度有効かプレーオフの
楽しみはこれからです。
7:30 PM ET - American Airlines Arena, Miami, FL
1 2 3 4 T
MIL 21 25 13 24 83
MIA 26 21 24 23 94
Arena: American Airlines Arena, Miami, FL
Officials: #55 Bill Kennedy, #30 John Goble, #77 Karl Lane
Attendance: 19834
Duration: 2:04
主力のウエイドとボッシュが休みでもそんなのは関係なく圧倒的な攻撃力を持って
格の違いを見せつけるヒート。チームの連勝記録を作り、もはや死角なしといった
ファイナルの調整とも見える感じの体制です。
トロイカ体制がなくてもヒートはレブロンの拡張型の中も外も早さもあり高さもある攻撃力と
スティールとジャンプ力による守りと他の選手は自分に託されたポジションの仕事だけやって
いればいいというのが全てです。
その主力の出来により、負けたり買ったりするわけですが、これを意識しない相手には
楽に試合が進んでしまいこの日の試合のようにやりたいようにやられるだけになって
しまいます。
かつてレイカーズに執拗にコービーだけにつくディフェンスを作り各チームが対戦したように
レブロンとやり合う体制を作らないとならないでしょう。そもそもレイカーズも相手主力の
エース対策の守り体制を敷いたり守備要員を重用したのも自分たちの得点源を意識して
のことでしょう。
ただ、この日のヒートはベテランにしろ若手にしろ他の選手があまりにレブロンのそんな
体制にもはや自分たちの分だけの仕事で十分やればそれでいいという姿勢が見えすぎて
若手が自分を主張してプレーしたり、自分のスタイルを模索してぶつかり合うようなそんな
人間模様も何もなく年寄り臭いチームだなと感じてしまうのです。
バックスは蛇ににらまれた獲物のように高さでは優位なはずのインサイドへ攻め入ることも
ままならず、自滅型のオフェンスを繰り返すばかりです。
高さでだめならば早さでと一旦は走りだしますが、却ってターンノーバーを連発してしまう
などまるで烏合の衆のようなお粗末な攻めに陥っています。
かつて試合があるたび、ヒートの弱点はセンター不在だなどといわれましたが、アンダーセン
の加入でそんな批評も聞かれなくなりました。しかし、依然弱点はインサイドの高さであり、
アンダーセンもファウルやミスが多い選手なので攻略点は多々あります。
スピードに乗って攻めないと攻撃が成り立たないチームが多くなっている現NBAでは
ハーフでゆっくりせられるポイントガードやセンターのポストからのインサイド攻撃が
重要になるのではないでしょうか。
インサイドからアウトサイドへの展開ではヒートの得意な攻撃でこれも十分役割分担され
アレン、バティエ、ミラーといったシューターがずらりといますので、例えレブロンだけ
マークしていても次に来るものを考慮しないとせっかく敷いたエース崩しも機能しない
のです。
移籍したレイアレンのスタイルをあれだけに使ってしまうのかという感じの勿体なさも
感じますが、本人は点を取りまくるのはもう任せて自分はアウトサイドで楽に打つだけ
という楽隠居スタイルの雰囲気まで漂います。
ヒートに対してインサイドから崩して行くペイサーズがどの程度有効かプレーオフの
楽しみはこれからです。