King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

モカ比べたら

2013年04月16日 09時17分40秒 | 珈琲
お花見客もたくさん行きかうようになった秩父路。

もはやさして珍しさも感じないような風景に、それでも他にはない魅力と
感じられるのは路地歩きの楽しさでしょう。

秩父の古い町並みには、昔の田の畦道のなごりか人が歩きでしか行き来
できない道が多数残ります。

私のような路地好き、古いもの好きにはたまらない町並みです。

そして、猫好きにもこの路地と寺が多い町は絶好のうろうろスポットだと
いいます。

自分用のコンテスト入賞豆や当時高くてもそれしか手に入らなかった
イエメンの豆とか高い豆でも焼いておくとなぜか高いものから売れてしまう
という現象があります。

こういうのは電話で注文を受けるいつもの常連さんにはなかなかこんなの
焼けてますと勧め辛いものです。

普段、200g1000円ぐらいのものが標準的な値段設定ですから、その
二倍三倍もするコンテスト豆など、うっかりエルサルバドルの珍しいのが
ありますとか言って売り込むと高いの買わされたと思われても困ります。

しかし、実際には店頭で値段表記がされている中では高いものから
買われていく傾向があります。

逆にその日の最低値のものは絶対というほど売れません。

お店用に安くい豆を大量に買われていく方もいますが、鮮度にこだわる方
とか豆肌を見て買われていく方とかその人のスタイルは様々です。

ですが、初めて訪れる方とかたまに来て店頭で飲んで買うのを楽しみに
されている方は、やはり高い豆を買われていきます。

かつて高いイエメンの豆をしかたなく入れていましたが、それらは絶対
買う人などいないだろうと思われましたが、焼いておくと結構でるので
びっくりでこうなると無くなったらなくなったでまた入れるべきかと悩みます。

定期的にこれだけを買う方がいるというのであれば入れなくてはなりませんが、
在庫が軽くなったところで希少種の豆も追及したいところでもあります。

モカの高い豆を焼いて解ったことは、下手なCOEなどより全然いいということ
です。

都内でモカしかない店とか見かけますが、そうなる気持ちもわかるような。

釜もモカ用の工夫がないとならないような気がします。

よくある直火の穴あきで火が直接当たる釜ではムラが多くなるような気も
します。

小さい豆が多いモカでは十分に火をまんべんなく当てるには二度焼きに
した方が大量のチャフも味に影響を与えないだろうしとか色々思いあたり
ますが、実は昔ながらの大きい釜にあまりこだわらず麻の袋からそのまま
放り込んで一気に焼き上げたようなのが似合うと思う時もあります。

こんなモカ飲み比べもゴールデンウィークまでになりそうです。

気になる方はお急ぎを。
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