King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

GWの呪縛

2013年04月30日 10時35分31秒 | 日々のこと
この季節の連休中の体験というか経験から
いろいろ縮こまるような傾向がここ数年の状況でしょうか。

若い時には、世間と同じに遠くに行ってみたり、劇混みの
潮干狩りに出かけたり、はたまた秩父の山中に入ってハイキングを
したりと色々とやってみたものの、それはそれ何もその行動から
導かされるものや教訓もなかったように思います。

人によっては人と同じように渋滞にはまったり、行列に並ぶことで
人並みになれたと感じる人もいるようです。

そうかと思えばどこへ行っても人だらけの状況を嫌う人ももちろんいて
人と違う行動をすることで自分をかっこいいと思う人もいるし、ただ人に
請われるままに出かけて人混みにまみれるというそれぞれのひと模様
があるようです。

それでも思うのはこんな混む時期になんでわざわざ出かけるのかということ。

それもそれしか出かけるわけにはいかない事情がある人ばかりでなく、
もう休みも関係ない高齢者までこの時期に合わせて計画をしていたり
します。

旧お盆の頃とこの時期と、年末年始は人に特別の呪縛が働くようです。

私にもこの時期をきっかけにもろもろが動く傾向があり、それを警戒して
うまく動けないというのが最近の状況で、様子を見るようにまったく
動けません。

このGWの谷間も集金やら支払いやらいろいろありますが、それでも
それ以外はなるべく動かず、時間ができたらたまったビデオを見ることもなく
積んでおいた本などを取り出しています。

もちろん新聞も初めから隅々まで読んでみるのもいいでしょう。

土曜に新聞に先週の写真の説明文の梅とあるのは桃の間違いでしたと
いうのにはなんかにやりとさせられました。

テレビでは必ず毎日訂正が入るのですが、新聞に訂正を見るのは
滅多にないことです。

それでも実は毎日誤植とはいかないまでもあれと思うミスがあるのですが、
訂正が入るのは稀です。

それを見たことによりなんとなくほっこりとGWを堪能した気分になりました。

日経の日曜日に考えるのコーナーはいつも秀逸ですが、今回はそうでも
ありませんでした。

土曜のナンプレはやはり普段より難しくなっていました。

普段8分で上級者が15分とぐっとランクアップしていましたが、今回は
それほどのこともなく解けました。

そういえばこの時期やたらと長いクロスワードパズルがあるのでしたが、
それはこれからなのでしょうか。

積んどいた本は『冷血』カポーティでなくて、高村薫の方です。


最初から高村ワールドにずっぼりとはまり、GWに最適な感じです。

実は、若冲が来てくれました展に行くこともかなり真剣に検討しましたが、
どうやら福島に来るまで待つという選択になりそうです。

最後のスキーもこの平日に行こうと計画しましたが、これもお客さんがこの時期
年に一度の楽しみに秩父に来る方もいるので、店を閉じるわけにも行かず、それに
前回のかぐらでもうその魅力も感じなくなっており、それでも田代のチャレンジと
ダイナミックはそそられるなあとぐだぐだと考え続けるのです。

そんなことを休憩の珈琲とともにぐずついた連休の空の下思い続けるのでした。

季節のブレンド『颯々』そんな時期にぴったりです。
コメント
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