King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

しぼむ思い

2013年04月09日 09時49分01秒 | 珈琲
秩父を愛する気持ちには変わりがないとこの間書きましたが、
選挙を前にして起きていることを思うと大声でそういえなくなる
ようなことばかりが続いています。

昨日の夜走って目抜き通りの昔からの建物がなくなって更地になって
いたり、相変わらずの状況とその悪化傾向はさらに強く感じます。

そんなももろもろの愛する心をも阻害する現況は、公明正大とか
清廉潔白とか恥という気持ちがまだ人々の心に存する時代のこと
なのかと心魄脱患するような境地です。

こんな痩せて行き止まりの谷のような山深い地になぜ古くから
人々が集い歴史と文化を紡いできたのか、それを考えれば
自分たちの私利私欲で汚してはならないものが脈々と受け継がれて
いると解りそうなものです。

秩父の地には古墳が至る所にあり、古代の息吹も感じられるところ
であり、古い地層から多くの化石なども見つかるのですが、京都の
古民家カフェで陶器のかけらに交じって土器のかけらまで売られている
話をしたら秩父にも庭先や畑からそんなものはいくらでも見つかると
友人の話があり、もしそれが事実なら見つけに行ってみようかと思い
ました。

年度末にはいろいろな豆の売込みがありましたが、こちらも年度末は
色々と始末をつけなくてはならず、おいそれと在庫を増やすことも
出来ずにほしい豆も見送ったりしました。

多分、来年の今頃は今のまたちぢこましぃ気持ちも違う危機感を抱いて
いることでしょう。

やはり気分転換に土器のかけら探索にでも行ってみようかと思います。

こんな気分の珈琲はグアテマラとかマンデリンです。

そのグアテマラも色々と希少種の売込みがあったのですが、どれも
驚くほどの値段でした。

普通のアンティグアはいいのがなく、いつのまにかウエウエの方が
高くなっていたり、結構変動と昔ながらが通じない状況となっています。

そこで、こんな気分の救い手はやはりモカマタリとなります。

大量にある高いモカ。たぶん自分用にしかならないかもしれない高い豆を
思いっきり大量に深く焼いてみます。希望の香りと甘みが出てくるように。

果たして、土器のかけらは見つかるでしょうか。
コメント
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