WEDNESDAY, APRIL 17, 2013
10:30 PM ET - Staples Center, Los Angeles, CA
1 2 3 4 OT T
HOU 24 26 21 19 5 95
LAL 21 23 22 24 9 99
Arena: Staples Center, Los Angeles, CA
Officials: #41 Ken Mauer, #42 Eric Lewis, #59 Gary Zielinski
Attendance: 18997
Duration: 2:45
コービーが去ってから14日のスパーズ戦に勝利し、最終戦この試合を勝つか負けるかで
順位が変わりプレーオフの相手が変わります。負ければ8位でサンダーと対戦することに
なり、勝てばスパーズとなります。
コービーが居なくなって当然第一オプションはハワードとなり、生き生きとプレーしてスパーズを
撃破しているだけに、ここを勝つか負けるかでだいぶ話が違うとばかりに今までの調子の出ない
レイカーズからは違う顔を見ているようで新鮮な感じでした。
最後のオーバータイムでの攻防などを見ていると普段のディフェンスなど大分手抜きで
シュートさせているんだなあということが解ります。
この最後の試合はもうすでにプレーオフに突入したとばかりのぶつかり合いでした。
もっと残された者たちで全員バスケで当たるかと思えば、いつもだいたいボールを持つのは
ガソル、ハワード、ミークスと限られた人にしかボールが渡らないのです。
ロケッツはリンとハーデンがボールを運びそこからワンノンワンでシュートが多くなって
います。
つまり双方究極の戦いになるともう決まった者しかボールすら回さず、決められる人も
限られてくるといった感じです。
そんなゲームも最初はロケッツのリードで、後半逆転したリードをレイカーズが守る
展開から最後奇跡的なブザーピーターのスリーで追いついてオーバータイムに
突入となりました。
その最後の残りす数秒のロケッツの攻撃の時にコービーのツイッターが画面に
映りました。
ファウルしろという物でしたが、確かにそれでフリースローになってもそれでは
2点しか入りませんから勝利はより確実になります。
ただ、それはコービーが自宅のソファの上で観戦しているから呟けたもので
あの必死ディフェンスから誰があのスリーが打てるかと思うでしょうか。
それもトップオブザキーのスリーポイトンラインより一メートルは下がったところ
から放たれたパーソンズのシュートはまるでリングにロープで引っ張られて
いるかのような直線の軌道でネットをまくりました。
ガソルとハワードがこれほど必死に一本一本のシュートに賭ける思いと
挑む思いを感じさせるオーバータイムもエースが不在なのを思い出させますが、
ロケッツもそれは同じでハーデンのスバ抜けたシュート力とリンの択一した
スピードをもってしてもなかなか点が取れません。
レイカーズはインサイドでの優位がある物のそこからもなかなか得点もできず
ファウルとフリースローという形になり、ここでミークスのフリースロー確率が
クローズアップされます。
90%以上というその確率で終盤のゲームの勝利が見えてきます。
コービーが抜けた後の二試合は、その遺志を継ぎプレーオフに必ず出るという
思い以上のものをこの試合に感じました。
この試合に勝つと負けるとでは大きく違うと誰も感じたものと思います。
サンダーだとスイープもあるけど、スパーズなら勝ち抜くことも可能という
思いがあったと思います。
それがコービーが抜けて力尽きた感じでスパーズに負けていれば、
プレーオフ進出もないでしょうし、勝ちにこだわったエースの意思を
このまま簡単には終われないというチーム全員の思いがこのプレーオフに
ドラマを作れればいいと思います。
しかし、決まったトーナメント表を見ればまたヒートとサンダーの戦いを
見ることになるのかと思います。
そうなるかならないかはクリッパーズの出来とニックスやペイサーズの
戦法がヒートに有効かそれともレブロンの自覚を見るのか見どころは
盛りだくさんです。
それにレイカーズの頑張りがどこまで通じるかというドラマも加わりました。