この冬いつもスキーの時に聞いていた曲が中島みゆきの
『粉雪は忘れ薬』という曲です。
我々世代はユーミンやサザンなわけですが、なぜかスキーに行く時は
オフコースの曲が降りしきる雪の中いつも聞いているというのが10代の
車の中でした。
まだカセットテープで、コンボのアンプは助手席の下というのが定番でした。
若者が車から離れたというのは、肉食とか草食という前に今の若者が
最初から恵まれているということでしょう。
私たちのころは、自分の部屋もなければ自分の領域さえなかったので、
音楽を聴ける自分の部屋として自分の車というのは、自由の象徴であり、
全てをかなえてくれる全ての本でした。
そのためみんな車をほしがったし、そしてその行き先といえば
冬は誰もがスキーに行ったものです。
さて、その中島みゆきがニュースか何かで60歳というのが耳に入り、
急に夢がしぼんだような現実に引き戻されたような感覚にとらわれて
いたのが、数日前です。
折からテレビで吉田拓郎と沢田研二の対談があり、67歳という年齢を
聞いたら、そうだろうなあという感じも持ちました。
ですが、そんなのなに。という気にさせたのがこの間の『時代』を聞いた
時です。
やはり最後はこの人すべて持って行ってしまう人です。すごいの一言。
八神純子が出てきて被災地で歌っていたというのも初めて知り、時代を
歌ってくれと言われて歌っているというのも初めてでしたが、その歌は
最近カラオケで自分が歌っているのをネットに乗っける人がいるのを
思い出すような歌でした。
最近のカラオケの点数採点か何かで90点以上を付けて、自分はうまいと
いう勘違いしてしまう人が人に聞かせるという状況とその歌い方を
思い出すような歌だったのです。
しかし、最後に中島みゆきが最近のツアーでの歌を聞いたら誰でもできて
資格もいらないことだからこそ唯一無二というのは存在するし、何のお墨付き
もいらないあの人でなければならないというのは何かいろいろ納得させてくれる
のでした。
ここ数日のもやもやをすっ飛ばすぐらいの力がありました。
『粉雪は忘れ薬』という曲です。
我々世代はユーミンやサザンなわけですが、なぜかスキーに行く時は
オフコースの曲が降りしきる雪の中いつも聞いているというのが10代の
車の中でした。
まだカセットテープで、コンボのアンプは助手席の下というのが定番でした。
若者が車から離れたというのは、肉食とか草食という前に今の若者が
最初から恵まれているということでしょう。
私たちのころは、自分の部屋もなければ自分の領域さえなかったので、
音楽を聴ける自分の部屋として自分の車というのは、自由の象徴であり、
全てをかなえてくれる全ての本でした。
そのためみんな車をほしがったし、そしてその行き先といえば
冬は誰もがスキーに行ったものです。
さて、その中島みゆきがニュースか何かで60歳というのが耳に入り、
急に夢がしぼんだような現実に引き戻されたような感覚にとらわれて
いたのが、数日前です。
折からテレビで吉田拓郎と沢田研二の対談があり、67歳という年齢を
聞いたら、そうだろうなあという感じも持ちました。
ですが、そんなのなに。という気にさせたのがこの間の『時代』を聞いた
時です。
やはり最後はこの人すべて持って行ってしまう人です。すごいの一言。
八神純子が出てきて被災地で歌っていたというのも初めて知り、時代を
歌ってくれと言われて歌っているというのも初めてでしたが、その歌は
最近カラオケで自分が歌っているのをネットに乗っける人がいるのを
思い出すような歌でした。
最近のカラオケの点数採点か何かで90点以上を付けて、自分はうまいと
いう勘違いしてしまう人が人に聞かせるという状況とその歌い方を
思い出すような歌だったのです。
しかし、最後に中島みゆきが最近のツアーでの歌を聞いたら誰でもできて
資格もいらないことだからこそ唯一無二というのは存在するし、何のお墨付き
もいらないあの人でなければならないというのは何かいろいろ納得させてくれる
のでした。
ここ数日のもやもやをすっ飛ばすぐらいの力がありました。