King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ははその杜登場の訳

2013年07月03日 10時35分56秒 | 珈琲
今自動販売機の売れ筋商品の上位にお茶があるそうです。

かつてはウーロン茶という突然のスター選手があったのですが、
今では日本茶の甘味を感じられるものが受けているとか。

しかし、街で見かけるのは缶コーヒーの自動販売機が断トツで
あり、私か以前観光地の自動販売機の管理をしていた時には
売れ筋のダントツはコーラでした。

そして、秩父でもペットボトルを片手に道を歩いている人の手には
ミネラルウォーターが握られています。

そこで感じるそのコスト感覚です。

なぜ人はペットボトル飲料を買うのか。

それは出かけた先でのどが渇いたという根源的な理由よりなにか
違う要因が色濃く反映しているのではないかと考察します。

そのペットボトル飲料が中国で大流行しているとニュースになった
ことがあります。

日本の場合、どこの水道水でもそのまま飲むことができます。

そして、それは自治体の運営による水道事業に寄ります。

蛇口をひねれば水が出るという当たり前のことが実は世界的に見ると
当たり前でなく特別なことに日本人は気が付いていません。

そんなわけでレストランで水を注文したら金をとられたということが
問題になるのです。

だいたい水道水は1000L300円から400円くらいが相場で、ペットボトル
分だと一円しないことになります。

水道をひねれば飲める水が出る日本でなぜ水が売れるのか。

全ては手間の問題なのですが、それらを考慮してもやはり消費者を
巧みにだます仕組みがあることも間違いありません。

そんなことを考えていたら、今売られているコーヒーに対してなぜ
同じものにならないかというアイス珈琲の問題がずっとありました。

タレーランのコーヒーそれは悪魔のように黒く、地獄のように熱く、
天使のように純で、まるで恋のように甘いという言葉によるように
売られているコーヒーは驚くほど真っ黒であり、苦いのです。

そんなこともあり、季節のブレンドも今の季節は苦くはっきりした
味のものになっています。

これはアイスにすることも意識してのことですが、当店の珈琲を
飲みつけている方はわずかな違和感というか齟齬を感じている
方もいるのではないかと浅煎り系のブレンドで久しぶりの当店の
オリジナルブレンド登場となりました。
コメント
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