King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

『ははその杜』も

2013年07月27日 12時34分59秒 | 珈琲
参議院選挙の時に憲法改正論議を争点とすると
予告していた割にたいした議論も選挙の焦点にも
ならず、投票率も上がらず選挙後はいつ消費税を
上げる判断をするかに焦点が集まり、憲法改正は
宙ぶらりんとなりました。

自民党圧勝となりねじれ解消になったものの、
それを受けどう憲法改正につなげるのかあまり
気にされていないようです。

それ以上に自民党の憲法改正草案すら知らず
97条だけ変えたいのではないかという人までいます。

皆さんが関心を持つことが一番大事なんだと思います。

さて、ここの所飲む珈琲は当店オリジナルブレンド
『ははその杜』ですが、この暑い中でもホットで全然
気にせず飲めます。

比較的浅煎りのブレンドですが、それもこの季節に
合わないということもなく、食事と一緒にも朝の目覚めの
一杯にでもレギュラー使用が可能な一杯だという感じを
強くしました。

特長として浅煎りなので優しくマイルドな感じと説明して
おりましたが、このマイルドなイメージとは裏腹にちゃんと
ガツンと珈琲の味がするのです。

紅茶のような薄い色合いと柔らかな口当たりながら
香りは高貴で華やかなフルーツ感と花の香りがして
とても気持ちが豊かになります。

そして、マイルドといって売るにはしっかりとしたボディと
ガツンとカカオ味もあり、所謂ライトな感じの珈琲では
ないのです。

まあこれがブレンドとして持っていなければならない
性格で、薄い濃いはお客様が淹れ方で変更できることでもあり、
マイルドブレンドとかストロングブレンドというネーミングも
含め正しい説明ではないのではないかということに気が付くのでした。

よく深煎りが好きですと毎回深煎りの豆を買っていかれる
方は多いのですが、深煎りにして残る甘味を好んでいるのか
深煎りの苦い味に魅力を感じているのか酸味がすくないから
深煎りを好むのかそれは人により別なものと思われます。

今の時期のタンザニアもよく深煎りでアイスにしたりして好まれる
豆ですが、焙煎の仕方で酸味を残していたり、ただ苦いだけの
店もあるし、こってりとした甘みを出している店もあったりと実に
様々です。

それなのに、それを焙煎している側も買う側もそこを分っているか
というと疑問を抱かざるを得ない売られ方をされていることの方が
多いのです。

まあそれもモカも同じことです。

ただ、モカの場合はみなさんが酸っぱいものだと思っているという
違いがあるだけです。

お店を差別化するには飲み手の感性を上げどんな感じで焼いているか
質問してみてください。

当店は試飲歓迎です。
コメント
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