King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

胃のしこり

2013年07月22日 10時55分35秒 | 日々のこと
走り出すと胃が痛みだすという感じが数日続くこの頃です。

土曜日に大好きなスイカを農協の直売所に買いに行きました。

昨年、裏の畑の人からスイカをもらい秩父も甘いスイカが作られている
ことを知り、農協の直売所に裏の畑氏も出品しているので、わざわざ
買い求めに行ったのを思い出しました。

今年も裏の畑氏からスイカをもらいましたが、買いに行くのは少し
たった土曜日になってしまいました。

例年ある夏の試合のお誘いがないことを気にしつつ、その時に
いつも顔を合わせる古い知り合いにその直売所で見かけて
改めて今年は試合あるのかと気を掛けたりしつつ、狭い直売所を
隅々見て回ってもスイカは小さな縦長な貧相なものしか売って
いませんでした。

これはもしや出品ピークを見逃したのかと後悔しました。

仕方なく買った縦長スイカはやはり希望の味でなく、もうひとつ
夏の味覚のトウモロコシは昔モロコシを探す気力もなく、みらい
に頼りレンジでチンして食べるようになって夏の楽しみがまた
一つ消えていく感じを受けました。

とはいえ、土曜の日経プラスの特集をみてまた今度はこれだと
いう思いを強くしました。

それはかき氷のベストテンでした。

長瀞の天然氷の店とか定番的な店ばかりですが、なんとどこも
整理券がないと食べられないという変な仕儀になっており、昔
箱根の茶屋で食べた氷とか近所で普通に食べた味をまた懐かしく
思い出しました。

こんな庶民の駄菓子も有名フルーツパーラーなど高級化して
究極のかき氷とかアルプスのかき氷とか南極の氷とか様々な
高級店がある中、氷屋でバイトしたこととか、部活の合宿に届け
られた氷の処遇とか諸々の思い出が交錯します。

軽井沢と文芸春秋で過ごす夏休みとか夏の過ごしい方はいつも
ワンパターンでしたが、長年上高地のクラッシックホテルの休日も
行こう行こうとして実現していない企画です。

他のお客様に夏の計画を聞くと誰も楽しそうな計画を持っていません。

それでもお盆のころには皆どこかに出かけ地獄のような渋滞と混雑を
楽しむのです。

お盆のころでは海に入るには遅すぎるし、昆虫採集もこの時期
殺生禁止といわれ、釣りとともに禁止事項でした。

つまりレジャーには向いていない時期なのに、先祖の供養と
お墓参りにゆかりの地に向かうため日本中が大渋滞と休業状態に
なります。

日本人の特性として、人が休みを取ると自分も休むという全体主義
的な行動を好みます。

それがちっとも休みを満喫できないとしても毎年そうなるのが不思議
です。

そんな夏休みの計画を色々思い描くと胃の中のもやもやも少し
和らぐようでした。
コメント
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