King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

この夏の出来事

2013年08月20日 09時20分08秒 | 日々のこと
昔のクラッシック音楽というのは楽団員が大勢で
いかにも大がかり、ドラマチックで解りやすく、刺激的
なものが多いのですが、近代になるとやたらと難しく、
聞いてもなんだかわからないものが多いのです。

実際150年とか江戸時代のころのものが未だに
多く演奏され、当時はあまり顧みられなかった作曲家も
現代において東洋の日本で大々的に演奏されているのを
彼らが目の前にしたらどんな言葉を漏らすのでしょうか。

そして、昔はよくあった歌謡ショーとか歌番組のテレビ放送は
今はほとんどなくなったのですが、そうなるとはやり歌というのは
どこで作られどこでヒットを集めるのかとふと疑問に思います。

つまりは時代の共感を得にくくなって、テレビ番組もかつての
ようにみんながテレビの前に集まって家族中で見るものではなく
なり、世代を超えたコミュニケーションとか時代の躍動が感じられ
なくなっているのではないかとふと思います。

それでもいつの時代でも誰かとつながっていたいという欲求が
SNSやら携帯片手にいつも何かやり取りしている人を生んでいる
のでしょう。

しかし、このネットの世界もかつてより情報が得られなくなって
おり、誰かの都合のいいことばかりがばらまかれている感じを
受けます。

そんなことを感じたのも久しぶりに見かけた山田べにこの温泉番組
など毎日放送したかと思ったら今月に入り全くなくなってしまい、
積極的にネットのホームページで検索してやっと放送予定をゲットすると
いう感じです。

もはや新聞のテレビ欄でお気に入りの番組を探すなんてことは
ないのです。

そもそもほとんどの番組が当家では録画鑑賞で、CMはすっ飛ばして
みるし、ライブで見るのはどうしても録画できない重なった時とか
ニュースぐらいのものです。

そんな折に久しぶりに見た所ジョージの世田谷ベースという番組の
最後に彼の歌がギターで弾き語りで披露されそのフォークでも演歌
でもない独特の曲が妙に引っかかり、ネットで曲名と映像を探します
が、一向に解りません。

色々なミュージシャンがいますが、歌はその人のすべてが出てしまう
ので、いくらテレビですべて露出しているようでも本性とか一番根底の
魂の部分というのは作られた顔で覆われなかなか見えないものが、
その人の作った歌で自ら歌うとなるとそれは見事に諸々がでてしまう
ものです。

歌がその人の表現方法なんだと感じられる人は実は少なく、ただ
歌手にあこがれていい歳してもまだ歌手をやっているとか芸能人を
やっているという人が多い中、やっぱこの人は歌手なんだという人
は少ないのです。

一回それもほんのちょっと聞いた歌がいつまでも耳に残り、なにか
迫ってくるというありきたりでないものを感じさせてくれたできごと
でした。
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祭りと集い

2013年08月19日 09時47分15秒 | 日々のこと
毎日どこかの花火の音が聞こえる秩父の夏。

大きな商店の閉店が衝撃を与えた今年の夏ですが、
市民生活にそれほどの変化もないようです。

かつては各商店街が元気で、七夕祭りも市民
各家庭の飾りがきれいに見られましたが、今は
そんな光景もなく、メディアに頼った町おこしなど
市民が知らない集客とイベントが行われるようです。

持続性とか本来の住民と祭りの関係などからすれば
各家庭が参加しなくなった七夕祭りと同様、これから
の人口減をどう対処していくかという面からも今の市の
対応と先の予測には疑問を持たざるを得ません。

各祭りの花火をみると年々良く続いていると思いますが、
かつてはこんな花火が上がる祭りはなく、どこから資金が
供給されているのかという感じもします。

昨日のNHKのTVで、縄文時代の遺跡が東北地方に点在
することを知りました。

4000年も前のイギリスのストーンヘンジと同じ年代のもので
居住地域とは離れた場所にこれだけの規模のものが作られて
いたということはそれだけ集団的に儀式や祭りなどが執り
行われていた証拠であり、縄文時代は竪穴式住居という
教育しか受けてこなかったものからすると日本の古代も
かなりの文化度と集約的な文明があったものと思われます。

これは世界遺産登録に向け新たなムーブメントになるかも
しれません。

秩父もジオパーク構想などあるようですが、他の地域に
比べると見た目のインパクトや規模に無理があるような印象て
古くから連綿と続く文明や知脈が起こった地であることは間違い
ないとしても全体的なアピールできるものや目玉となるべきもの
が自然となると人々が驚きとともに集まるようなものにはつながり
にくいと思います。

でも、今のアニメに頼っての集客も無理な感じだし、もっと市民
発信で人が集まりお互いに地域の魅力と人とのつながりが
実感できるものになればいいと思います。
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真夜中の巡礼

2013年08月18日 19時06分30秒 | ジョギング
今年の夏の出来事は色々あったものの、心に強く残ったのは
バスケットの試合がしばらくなく、毎年恒例の親睦会のような
試合の集まりの誘いがなく、昨年、一昨年と7月の梅雨明け頃にやって
いたものが連絡もお誘いのうわさもなく、寂しい思いをしていました。

そんな中この暑さで、いつもの夜のジョギングはタイムが落ち
それでも距離を落とさずに続いています。

そんな夜のジョギングのシーンでは、いつもは会わないところでランナーと
すれ違ったり、突然挨拶されたり、いろいろ変化に富んでいます。

とはいえ、実際には人通りもなく静かな道を行くのが基本であり、
星を眺めたり鳥の声や虫の音や花の香りを感じながら走るのが
いつものことです。

それにより色々静かに考えたり、いろいろ思いついたりということも
あり、景色の変化を感じて店の開店や閉店を知ったりという事件も
あるのですが、おもしろいのはいつも高篠から大野原の県道沿いで
いつも夜とおっている寿司屋の店頭にお客を見たことが一度もなかった
のですが、ついにカウンターに人が座っているのが見え、奇跡のような
景色に遭遇した気分になりました。

このコースは三年前ぐらいからですからその間初めてのお客なのです。

それと同じぐらい不思議な出来事としては、いつも夜はしっているので、
人とすれ違う時は色々気を使うことが多いのですが、この間はおやと
思う人とすれ違いました。

それは白装束の巡礼の格好をした老人がひとり歩いていたのです。

普通ならもう宿についていなくてはならない時間なのに、まだお寺に
行くつもりなのでしょうか。

確かにこの先が24番札所がありますが、この時間では納経も受けられないし、
民宿も旅館もこの通りにはないはずです。

時にはこういう不思議な出会いもあります。

昨日、いつものバスケットの練習で、主催者からいつもの試合の会は
月末に行うと連絡がありました。

一安心しました。
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朝から豆でる

2013年08月17日 20時27分25秒 | 珈琲
今日は開店と同時に来店者があり、いざ焼こうという時に
接客と予約が入り、焙煎がずっと続くことになりました。

遅い昼食をとりやっと一息つくと今度は試飲のお客様が
現れ、何やかやとまたごたごたと続く日でした。

それにしてもコンスタントに定期的に見えていたお客様が
皆揃ってお盆休みになったかのように姿を見せず、代わりに
普段あまり顔を見ない人や近所の人がお土産に待たせるとか
アイスやらドリップパックやら普段ないものの注文があり、
ずっと焙煎室に張り付くことが多くなりました。

まあしかし、こういうのも色々な話題があり楽しいのですが、
気が付けばいつも同じような話をしていることもあります。

焙煎する豆も固定化しており、それを最大可能焙煎量一杯
詰め込んでの連続焙煎が続き、辺りは珈琲の香りが強く漂う
いつもの土曜日のようでした。

夜には秋の虫も鳴きだし、週明けには違う豆を焼いてみたいと
思うのでした。

この最大可能焙煎量といっても豆ごとに膨張度が違うので、
大きくてふくらみのいい豆はあまり量をぎりぎりまで詰め込んでの
焙煎は危険でできません。

ただ、夏はどうしてもこういう焼き方が多くなり、豆の数を増やす
ことより回数が限られれば、当然一度に焼く量は増えていきます。

そして、毎年焙煎機が何らかのトラブルを起こすのもこの時期です。

幸い今年に限りまだそういうこともなく、日々の連続焙煎をこなして
いるという焙煎機の特性も織り込みつつ、いかに効率よく焼くかと
いうのも色々弁えて来たのでしょう。

そんな折に気が付くのは、豆は有名老舗喫茶店が言うように古い
豆の方が味か濃く甘くなるのではないかという感覚が募るように
なりました。

古い白っぽい豆で見てくれは悪いのに同じ豆でも結構違うという
ことは最近多いのです。

見てくれが悪いとどうしても焼き上がりもそうだろうと思いがちですが、
焼いてしまえば色や豆艶などの見た目に差はなく、新豆とかバースト
の違いはなく、焼き方は新豆の方が焼きづらいことを思えば、もしや
豆とは少しづつ貯め置きして古くしてから焼くのがいいのかと思って
しまいます。

企業経営的には在庫僅少で棚卸資産など持たないのがいいに
決まっていますが、味が絡むと即断は許されません。

この件はお客さんの反応を見て慎重にストックすべきは設備を含め
検討していきたいと思います。

こんなことを思ったのは税制やデフレ脱却の動きが少なからず働いて
います。

今年のこの豆はうまいと感じたら迷わず余計に発注しておこうかと
思う日々です。今年のモカマタリなんかもその一つです。
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燃えカス

2013年08月16日 10時11分08秒 | ジョギング
先週は公園橋に走りに行った日が3回にものぼり、
あげくフルサイズのランニングでは途中歩いてしまう
という不完走が起きていました。

一転今週はずっとフルサイズのランニングが続いています。

いつもだと一度は完全休養日かインターバルの日がはいります。

しかし、明日のバスケットの日までこのフルサイズランをつづける
予定です。

タイムはかつて1時間02分とまもなく1時間切りというところまで
行っていたものが今では16分もかかっています。

これはコース変更などで克服できたりします。

でもまだ暑いので、タイムを追求する時期には来ていないとも
感じます。

ランニングペースの走りになってきたと感じつつ、ホームも
改善されて体全体のばねで走る感じになってきた感覚が
あるものの、全体の速度が上がっていないのは不思議です。

かつてはそれほど速く走っていたのか。

解っているのは早く走った方が疲れないということです。

結構、ゆっくり走るのは足に負担が出ますし、せっかくの
勢いを一歩一歩ブレーキで止めている感じになり、それをまた
キックの力で無理やり運ぶものだから、ふくらはぎの筋肉は
太くなり、ゆっくり楽して走っているようでも実は全然楽では
ないのです。

そんなことは解っているものの、今一つスピードに乗れない
というのがこの時期です。

昼間は夏の暑さに焼かれ、夜は秋の虫が鳴きだしているものの
路上には熱気が残り、その生暖かい中を汗でゆでられているか
のようなランニングになっています。

かつて昼間走っているときにはミューズパークの木陰が気持ちよく、
懐かしく思い出されます。

木陰で昼寝をしたり、温泉に行ったり午後の夕立を楽しんだりと
今夜走るよりはるかに楽しみがあったような。

夜に燃えカスを集めて一走りという感じが続きます。
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アイス珈琲の秘密

2013年08月15日 09時21分47秒 | 珈琲
ここのところ毎週来る人や10日ごとに来ていた方と
言った定期的なお客様の足がお盆休みということで
いつも来る日に見えなくなったかと思うと、半年ぶりの
人とかお土産にするんだとアイスの大量注文とかお客様の
様相も様変わりしています。

そうなるとゆっくりと試飲をしたいという方とかお話メインの
方とこちらのタイミングが合わず、あわただしい行きかいが
増えます。

先の見えない状況で、前もってたくさん焙煎して備えておけば
そんなこともないのでしょうが、その注文もどんなものが来るか
予測が困難なのがこの時期でもあります。

アイスパックやらドリップパックなど冷房の中静かな作業タイム
を要求するものもあるし、贈答用の大量豆なんかもあったりと
長い焙煎時間を必要とするものありで、喫茶店のように冷房
の中涼やかな顔でお客様を迎えるということができないのが
現状です。

それでもこの暑い中いらしていただいた方には冷たい珈琲で
おもてなしをしています。

それも作り置きのものではありません。

最近は、コンビニでも缶コーヒーより安くコーヒーが飲める時代
ですが、そこで飲むものよりまずい試飲用のコーヒー豆屋も
実際あるので、やはりそこは存在意義をかけさりげなく自信の
一杯をお出しします。

やはりそこで見る一口飲んだ人の驚きの顔をみて珈琲のあれこれを
語る時間がなかったりしますが、わざわざ暑さの中裏道の当店に
いらしていただく意義を感じていただけたら幸いです。
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見据えた目標をしっかりと評価する

2013年08月14日 12時29分06秒 | ジョギング
昼間、体温に迫る気温が続き、高温なうえにさらに
珈琲の焙煎釜の近くでずっと寄り添って頭がぼーと
して、ぐたっと昼間を過ごしているのに、夜になれば
また12Kのランニングに出るとこれはもうだめだいつやめよう
と途中歩くことばかり考えてよたよたと走り出すのです。

そんなこともあり、さらに胃痛から途中どうしても足が止まったり
と続けて途中脱落した経験からどうしてもおどおどとした開始
模様は仕方ないところです。

そもそもその胃痛の始まりというのは、水の飲み過ぎだと
思います。

いつもはスポーツドリンクを飲んでいますが、夏になり、ふと
冷蔵庫にあった水を飲んだらスポーツドリンクよりさっと体に
沁みるように吸収していく感じがしたのです。

500mlの水がわずか数秒で飲み干して、のどの渇きが癒える
感じも水のおいしさに勝るものがないと感じました。

しかし、これは空腹の胃壁にはかなりの負担になるのです。

いつも夕食前に走りますから、夕食時にまず水を飲み、そうすると
胃酸が薄まり胃壁の脂肪分だとか胃壁を胃酸から守る粘液質も
洗い流してしまい、そこに食物をとるから胃酸が薄まって消化も
悪く食欲もなくなります。

それでも水と食事を大量にとるということを続けて、空腹時に腹痛が
起きるということが続いていたのです。

予防策として、食事前の水を牛乳に変えてから幾分よくなりました。

ただ、暑くて体がだるい、体力が奪われている、ランニングの失敗
という記憶が残り、いつものランニングのタイムに戻れません。

もう最初からまた走れなくなるというのを前提にゆっくりとジョギング
モードで走り出し、いつやめようとかもう走れないだろうとか逃げ出す
ことばかりを考えます。

昨日の久しぶりの荒川越えのコースでもそんな意気地のない走り
出しでしたが、胃痛もなく、久しぶりのコースには自宅から野坂寺
まで、ジョギングやらウオーキングの人が何人もいました。

やがて影森に入り、いつもの人気のない感じになり、走りにも
リズムというものが生まれてきます。

もうこうなるとひざ下の筋肉だけで走るよたよた走りでなく、体の
体感を一本のばねのようにして走ることができます。

先日の世界陸上の女子のレースなどを思い出しながら、また
どうして日本選手はランパンなのかと考えてしまいました。

一応答えとしては下着が濡れてくっつき気持ちが悪いからとか
お尻のラインを見られたくないからとか思いますが、ゴール寸前の
濡れたランパンが垂れ下がる格好を思い出すとどうしても日本選手
だけかっこ悪いと思えてしまいます。

夏のマラソンで途中棄権者も多く過酷な状況が伝わる中継でしたが、
あの時も30K付近ではひざ下だけで走る感じの選手が多く、日本人
選手は特にストライドが狭いためホームの崩れが気になりました。

そして、銅メダル獲得が確定してからトラックに帰っての走りと表情が
今までにないゴールシーンとして印象に残りました。

とまあ自身もいつもゴールの時の走りとホームを心掛けよと言い聞かせ
る荒川を超えてからの坂道の続く暗い道を走り思ったのですが、昨日は
その坂道も苦しいとも感じず、公園橋の下りも人の少なさもあっという間に
駆け抜けて自宅まで帰りました。

精神的なものや気分で随分違いが出るものです。

そんな結果に対してやはり目標とタイム付と日々の感想は明日の活力に
なる物だと改めて思いました。
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消費者としての目線

2013年08月13日 11時05分24秒 | 珈琲
最近大きな店の閉店が相次いでいるのですが、実際に
無くなるというので行ってみたという人も実に多いものの、
その前に前回行ったのはいつかというと記憶にないくらい
前というのが落ちとしてつくのです。

つまり閉店というのも致し方ないということですね。

愛されているとか、老舗なんてのはいつまでもそこにあると
思われているもので、みんながそう思っているからあえて
行かなくてもいつでも味わえるなんて志向が働きます。

しかし、すべてが万事そんな感じで済んでしまっているから
デフレ経済とか景気の落ち込みとか何かと問題になり、
地域の疲弊も目立つのです。

時にそういう消費者の目線のいかに頼りなく移り気で
当てにできないものもないのです。

珈琲屋の世界ではいくつかの不文律と伝説で彩られ固く
守られていることがあり、おいそれと改革して自分の
珈琲の魅力で新たな地平を開くと開業する人がつづいて
いるわけですが、私がいくら主張し内幕を明かしても一向に
消費者が気が付き賢くなることはないように感じます。

一番よくあるのが、農園直取引だという豆屋です。

そこの農園に行ってきたらとてもいい環境で豆に惚れ、直に
取引しているというストーリーとその行動力に惚れ特別なものを
飲んでいるという気分にさせるというビジネスモデルですが、
なんでこんなくだらない仕組みをうのみにするのでしょうか。

実際にその農場に行ったらうまいのかなんてのはまったく
別の次元の話なのに、産地に近いとなぜか安心感があり、
うまい豆を優先的に手に入れていると思っている人の多いこと。

広い地球上でたった一軒に絞った理由の愚かさやそうする
メリットの無さはちょっと考えればわかりますよね。

大手流通網に乗らない貴重な有機栽培の豆を手に入れているなどと
いうこともまるで信用なりません。

そもそも大農園で飛行機で農薬撒きまくりの農園がすべてだと
思うことがいい珈琲豆がどういうところで取れているかという
基本的スペックを知ら無すぎです。

もともと高地でシェードツリーに覆われた農園環境では農薬はそんなに
必要としないのです。

人件費の安い産地ではそもそも手で摘み取りは常識ですし、自然に
乾燥するのも一番簡単でコストはかかりません。

気候的にできないところだけが水で果肉を洗い機械で乾燥に掛け
きれいに脱穀して送ってきます。

日本に住んでいると日本の宅急便のようなものがどこの国でもあり、
住所さえ知っていれば世界中に荷物が送れると思っている人も
多いのです。

マスコミの言うグローバル経済やボーダレスな世界が実現している
思っている人は国内でネット取引するのと同じように何でも世界から
パソコンで取引できると思っています。

まず相手の国のある商品がほしい場合、外貨を用意し、輸入保障を
得なくてはなりません。

農産物の場合検疫もあるでしょう。

年に数キロの取引しかない人が現地に飛んでそれを一人ですべて
やっているのでしょうか。

何かを海外のものを買った経験のある人なら容易に解ることです。

こんなことを書くとクレジットカードがあればもっと簡単だとか自分には
海外に多くの友達がいていろいろ送ってもらえるという話をする人もいます。

趣味の世界やお友達とのやり取りで済んでいるのならそれもいいでしょう。

しかし、これは国を超えたビジネスの世界であり、既存のビジネス
モデルやルールを破るのであればそれなりの反撃があるのです。

夢を語ったり、夢を見るのは勝手なのでそういう店が好きな人は
そういうところで直取引の豆を買えばいいと思います。

それが普通だというように直取引ですかとかどこで豆を買ってますかと
平気で聞く人の頭の悪さも実に辟易とさせるものがあります。

でも考えればわかることというのは実は多く、マスコミで言っている
こともよく考えればありえないことも実に常識化してしまっているかの
ように喧伝されています。

DNAにまつわる話も結構眉唾です。

サルと人間の違いはDNAで2%の違いといいます。

最近、犯人特定に指紋のようにDNAの型の特定が使われます。

近親者は方が似通っていますが、他人とは区別できるといいます。

ここで先のサルとの違いの2$が気になりませんか。

60億もの人が特定できる型がその2%の違いの中でさらに60億の
変化を見せているのでしょうか。

とにかく、一度は自分の頭で考えてみることを提案します。
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まずは仲間を見つけて

2013年08月13日 09時18分35秒 | ジョギング
昨日はペルセウス座流星群が極大日ということで期待
していましたが、秩父では雷雨で見られませんでした。

夜走りに行く時には、東の空に稲光がものすごく、常に
雷の光を浴びて走るという不安をあおる状況でした。

フルサイズのランニングに挑み、続けて2度の失敗の
続いた後だけに果たしてどうなるかという感じのところに
このもわもわと何やら不穏な光のページェントです。

雷といっても光だけで、音はしていません。

こちらにやってくるのか、いつ降り出すかなどという不安も
ありつつ、気になるのはやはり完走できるかということです。

ここのところの40℃越えが続く猛暑も確実に体力を奪って
いるようで、鏡を見るとここ数日でどっと老けてしまった感じ
を受けます。

そんなところで失敗している敗退ムードのランニングが
果たして成功するのか、そもそも疑問ですが走り出してみると
胃の痛さもなく、ひざの痛みや腰の痛みもなく、スピードは
出ないものの、途中阻むものはない感じになってきました。

リズムと走りに集中できればもう敵はなしです。

一度も歩くことなく走り切りました。

風呂に入り、後は寝るだけとなった夜に雨は降りだし、完全に
流星観測はなくなりました。

フルサイズと最近書くのは、今まではやらなかった公園橋、
桜橋という短いコースでやめてしまうという本当にジョギング
程度の日がちょくちょくあるので、この変化に一定の効果を
求めてのことでしょう。

なぜ公園橋に向かいたがるのかというのは他の多くのランナーに
出会えるので、走っているのは自分だけではないという確認と
短くていいというコースにどうせなら楽しくという街中を走り普段
得られない情報を求めてのことだと思われます。

裏通りにひっそりと営業する銭湯をみたり、新しい店を裏通りから
見たりと普段ない視線での発見がいろいろあります。

そんな視点と体験もある共通をテーマにするとまた発見があると
気が付きました。

例えば、秩父でも公園橋まで走る人は多くいるのですが、一度は
みんなゆるく一斉に走り出したら面白いと思います。

今でも、5、6人でまとまって走るグループ走の人がいます。

そういうのに会うとおっと思い、どんなグループだろうととかちょっと道を
譲る感じになります。

なんかグループで走る人たちは偉いような、自分たちに持ってない
物を持っているという意識が働きます。

さてそうなると自分も仲間を見つけるようかと今までなかったことに
向けて行動してみればいいのではと思うようになります。

クラブというほどしっかりとしたものでなく、ただゆるく集まって
みるだけの連帯と共有意識で何の規制も規則もなく自分たちの
趣味を共有してつるむというほどのもたれもなく、サロンと銭湯の
ように必要な時に必要な挨拶をするだけで、周りにはあの人達
だという示威的なアピールもできるというのがいいと思うのですが、
果たしてそんなものを他の人が求めるかです。

仲間ができれば、夜海辺を走るなんてことも隣の町の知らない
コースとスーパー銭湯などランニングに変化もつけられるかも
知れません。
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オーシンツクの声を聴くころ

2013年08月12日 09時32分29秒 | 日々のこと
秩父でもフラッシュモブ的なものができないかと思います。

というのも毎日一人で走っているわけですが、昨日は
夜走りだそうかと自宅前の道に出ると突然後ろから
挨拶の声がありました。

後ろから走る男の人にあいさつされましたが、ご近所さんでも
ないし、近所の人だとおやおやご苦労様だねえというような声が
掛るのが、普通のこんばんわだったのでこれはランナー同士の
あいさつかと思われましたが、どうやら向こうはこちらを知っている
感じの声でした。

相手の顔は暗くて見えず、坊主頭のおっさん体系の人に直ぐ思いつく
知り合いはなく、誰と聞くと同級生でした。

ほんの少し並走して会話をしましたが、こんなワイワイガヤガヤ集団で
走るのも悪くないと思ったのです。

どこか市内に集結しておもむろに目的地に向けて話しながら走り、
帰りに銭湯で汗を流して近くの居酒屋やレストランで食事して
解散するというゆるい集まりを月一くらいのイベント感覚でやれば
おもしろいかもと考えました。

市内の銭湯は二ヶ所になってしまいました。

日帰り入浴が可能な温泉施設や旅館の風呂などあるし、いつも
一人で走っている人にも何かと励みになるこういうイベントを
最初は小人数でもやがて有名イベントにでもなればおもしろい
かとつくつく法師の声とともに考えました。
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コロンビアという選択

2013年08月11日 13時54分27秒 | 珈琲
フルサイズのランニングの失敗の記事が続きましたが、その
フルサイズとは12Kのコースで、日曜にやるのは16Kのコースと
短いものだと、今までは影森コースの6.5K程度のものでした。

最近は、自宅から公園橋に向かい桜橋を渡って帰ってくるという
一番短いコースもあります。

それと100Mから200Mを思い切りダッシュして、歩いてダッシュを
繰り返す、インターバルトレーニングも行います。

そもそもミューズパークを走っていたころは二往復走った後、100M
ダッシュをする流しというのがセットになっていました。

週六日12K走るというのは別に苦でもなく続けられることでしたが、
毎日同じ距離を走るのもトレーニング的には週一で長い距離を
走り休みとのメリハリをつけるのがよいという情報を聞き、さらに
インターバルトレーニングでさらにスピードアップを狙えるとなると
ただ繰り返し同じに走るのもバカらしく思え色々なコースを持ち
ました。

それと同様にこの異様に暑い今年の夏も、深いくてトロッと甘味の
感じる珈琲ばかりだとやはりになんとなくつまらなく感じる人が
出てきて、今まで聞かなかったような注文を受けることがあります。

そんな時にコロンビアサンアグスティンはよい選択だと思います。

また、最近は深煎りと何かという時にはパナマのバルマウンテンを
お勧めしています。

豆の調和とか壊れない上品さのある豆がやはりこういう異様な
自然現象の前に安心感を持って飲めるのです。

暑かったから、夏の出来事と諦める前にコロンビアという選択、
これで重要案件も無事に切り抜けるきっかけになるかも。
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虞美人草の夢

2013年08月10日 15時40分26秒 | 日々のこと
昨日はフルサイズのランニングコースの連続二日目でしたが、
またも腹痛のため完走に至らず、悔しい思いやら情けないやら
で夜もまたよく眠れない夜になるかと思ったら意外にも一度も朝まで
目が覚めずに眠れました。

しかし、珍しくまた夢を見ました。

またこれが小説にして出版したくなるような文学的な夢だったので
忘れないうちに少し書いておこうと思いました。

舞台はなぜか北海道で、北海道が開拓されて豊かな自然の大地が
バブルがはじけて以降破綻の地以外に注目されないのかという
オープンニングと舞台設定があって、謎の登場人物とそれを追う
ジャーナリストとNPO団体の闇を突いた物語でした。

白い地元自生の花で地域活性化を果たそうともくろむ青年の謎の
失踪事件を追うジャーナリストの主人公が見たその花とはポピー
であり、まぎれもないケシの花だったのです。

地元では珍しくもない白い花で、その謎の失踪を遂げた男に
言われるままに観光地から一般の家にまで花を植えて増やしていく
男の執念とその花に掛ける思いを追うジャーナリストは彼の真意は
麻薬精製だったのかそれともただの無知で花を増やしてしまい、
結果その花の意味に気が付いた闇の組織から逃れるために姿を
消したのかという謎を残してぶつりと夢は終わりました。

夏目漱石などが未だにしつこく読み継がれるのがよく解りませんが、
手法として当時誰も目にしたことがないターナーだとか抱一の絵を
題材にしたり、美という観念が人生と対峙した時に生命がいかに
軽くなるかという芸術と近代と真摯に生きるということが巧みに
溶け込んでいる不思議な世界を体感できるからなんだと思います。

それは村上春樹の小説が誰もあまり注目していないようなクラッシック
の音楽が繰り返し登場したり、本来は話題の中心に来ないものが
スパイ映画の劇画的な場面のように使われたり、なんだか似た手法
を使ったように感じます。

先日芸大で漱石のテーマになった絵という展覧会があり、虞美人草は
芸大の先生が新たに描き起こしたものでした。

それが完全に現代のポピーであり、すごい違和感を覚えたのと
今回北海道の地にポピーを植えて町おこしというテーマも何か
出発点が似ているものを感じました。

しかし、ケシの花から麻薬を生成するのは簡単ではなく、大麻を
栽培して検挙される人はよくありますが、ケシの花では現実味は
どうでしょうか。

ポピーの花畑というのも現実に秩父にもある物ですし、やはり触れては
いけない感じもしました。

秩父としては宮澤賢治のイギリス海岸とか漱石のターナー島のように
芸術と文化を地域に結び付けることではないかと感じます。
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まろやかな珈琲を飲みたいに

2013年08月09日 09時25分36秒 | 珈琲
昨日は今週初のフルサイズのランニングをしました。

この暑さなら大丈夫だろうとコンフィデンシャルタイプのTシャツ
一枚で臨みましたが、やはり最後の方でお腹が冷えてトイレ
に行くことになってしまいました。

これを防ぐにはサポート力のあるピタッとしたタイプのアンダー
とその上に着るドライタイプのシャツで防げるのですが、これ
ばかりは気温と汗の出る量の兼ね合いで、夜走るようになり
かいた汗がピタッと貼りつくと今度はそれが体を冷やすという
相克に走り出す時の気分だけでなくどうしたら安全に完走できる
かという重要なポイントがおろそかになり、トイレのないところで
腹痛が起きなかっただけ大事に至らず、まあ無事に走り切った
様でもあり、わかっていてもやってしまったことに後悔したりと
なってしまいました。

昨日来店された方に昔の七夕の模様を懐かしく思う話をしたら
そんな記憶はないということでした。

最近の感覚だと住民がみんな参加するような感じのイベントより
自分はお客さんで楽しませてもらうようなものが主流なのでしょう。

七夕は廃れていく一方ですが、夏祭りは花火の数は多くなり
派手になる傾向です。

ここ最近、濃く深くガツンとくる味の系統の豆の供給がつづいた
せいか、時にまろやかな珈琲を飲みたいという声があります。

それにすぐに思いつく豆があります。

キューバETLです。

それと同じ深くガツンとの系統でもインドモンスーンは是非この
暑い夏にふさわしい味なので、飲んでもらいたい豆です。

暑い暑いといってもお客様がホット珈琲を飲むときには冷房の
効いた部屋という人が一般的で、最近の冷房は昔のように
キーンと効いた感じの部屋ではなく、居心地のいい適温を
キープしさらにサーキュレーターなども使うという効率のいい
快適空間でしょうから、何も暑い時にはこれと押し付ける必要
はないのでしょう。

私は暑くても普通に珈琲が飲みたくなりますが、それを他の人
にもすべて求めるのも無理でしょうから、ふと飲みたくなったら
そこにあるように深い珈琲もまろやかなのもそろうえておこうと
思います。
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消え入りそうな、踏ん張ってるような

2013年08月08日 10時10分56秒 | 日々のこと
夏のイベントも色々ありますが、昨日はなぜか
七夕のイベントで全く関係もなく、呼ばれたわけでもない
のですが、一観客として商店街の催しを見て回りました。

というのも秩父の七夕というと夏の一大イベントであり、昔の
賑わいが強烈に頭にあるからで、今年もチラシが入りフラダンスの
パフォーマンスもあるというので夕涼みがてらその郷愁に乗って
みました。

とはいえ、この夏の一大イベントとしての七夕というイメージは
もしかしたら私たちの世代だけかもしれません。

同級生の友人に昔は新聞に市長賞とか金賞とか飾りの表彰が
あり、とにかくにぎやかなイベントだったという話をしてもピンと
来ないようでした。

商店街には七夕飾りがあふれ、車はもちろん人でさえ行きかうのに
その飾りをかき分けて通るようでした。

秩父に限らず、商店街の夏のキャンペーンはやっているわけで、
サンバチームが練り歩くとか夏独特なお祭りムードにあふれている
ものです。

そんなものをイメージして、フラダンスも色々なチームがその技を
披露して暑いイベントになっているのだろうと勝手に妄想して、
フラダンスを見に行きました。

私もイベントに参加した時にそういうフラダンスの人と一緒に
なったりしてどんなものをやるのかは見ているのですが、昨日
見たものは普段公民館やらでやっている熟女のおば様たちが
ドレスを着て上腕三頭筋のところの肉をひらひらさせるという
シュールな踊りでした。

その独特の存在感とパフォーマンスの特異な世界は思考停止を
呼び、懐かしい昔の思い出も砂浜に作ったお城のように大波ひとつ
で元の平面に帰すような勢いてなぎ倒されていくのでした。

昔はどこの一般家庭でも竹に短冊をつるした飾りを飾っていましたが、
今や商店でも飾りを出しているところは稀で、それでも毎年新聞折り込み
が入り、歩行者天国になる商店街にはそれだけのお金がかかっている
事業であり、お祭りらしい人出があっていいバスなのに、賑わいは
何ともわずかなもので見かける顔もどこかで見たような人の顔で
あちこちから挨拶の声が掛ります。

お花畑から秩父駅まで続くこの商店街は、昔は焼き鳥屋やホルモン焼き
の店から出る煙と臭いでもうもうとした靄の中にあり、そこを野良犬が
酔客から噛み切れない肉を分けてもらおうと興奮して走りまわり、
子供などは怖くて出歩けないところでした。

そんな昔の情景を思い出して、今の寂びれきった様と比べてしまう
といつもだと走っている今の時間とちょっと商店街をあるっただけの
昨日の方がはるかに疲れているのでした。

町はきれいになり、清潔で便利に様変わりしているはずですが、
昔の活気と人の生きるエネルギーがあふれるようなものが無くなり、
豊かさとは何かと自然と考えさせられます。
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ちょっとはずれている

2013年08月07日 09時29分50秒 | 日々のこと
連日猛烈な雨が日本列島を襲っていますが、それは
ニュースで見ることであり、我が秩父は大雨とは無縁の
感じです。

それでも昨日は春日部でひざ下までくる大雨があったと聞き、
これはよいよ近づいてきたという感じでした。

昨日は秩父も雨の予報でしたが、丁度私が走り終わる頃に降り出し
たものの、うちに着くころにはもうやんでいました。

こんなに各地では雨で被害が出ていると聞くものの、ダムには水が
ないという話を聞くともっとうまく雨を降らせられないのかと思って
しまいます。

そういえば春ごろ茶畑が崩れた映像が連日流れたときがあり
ましたが、その後あの茶畑はどうなったのでしょうか。

そんなスポットが当たるところと当たらないところの差がここの所
激しいのですが、そんなことにならないのが一番いいというのが
実感です。

そうでなくてもこの暑さですからね。
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