金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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218:あさのあつこ 『NO.6 ♯5』

2006-10-11 21:12:38 | 06 本の感想

あさのあつこ『NO.6(#5)』(YA!ENTERTAINMENT)
★★☆☆☆

籐子ちゃんライブラリーから拝借。
矯正施設での過酷な現実を目の前に、衝撃を受けながらも
ネズミとともに深部へ進む紫苑。
最後にネズミの知人らしき男が登場し、ネズミの秘密、
そして紫苑の秘密に触れられそう……なところで
例のごとく「TO BE CONTINUED」。
これだけページがあるのに、あらすじって言ったらこれだけ。
話としてはおもしろいのに、あいかわらず間延びした印象が
ぬぐえない。
重点が置かれている内面描写も、丁寧というのとは
また違うんだよね……。
いいかげんついていけなくなってきた。

それにしても沙布は紫苑のどこがいいんでしょうか。
主人公格二人の魅力がちっともわからないワタシ。
BLっぽい二人のやり取りはスルーするとして、
今後はイヌカシと力河の動きに期待することにします。

コメント
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