金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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4:畠中恵 『ぬしさまへ』

2007-01-10 23:49:53 | 07 本の感想
畠中恵『ぬしさまへ』(新潮文庫)
★★★☆☆

しゃばけ』の続編。これも籐子ちゃんライブラリーから拝借。

二冊目からはずっと短編集なのかしら?
籐子ちゃんが言ってたように短編になると間延び間もなく
テンポよく読める。
少ない枚数で話を進めなければいけないせいか、
若だんなが妙にアクティブ。
いい性格になってきて、謎解きのところなんて、
「お前たちまだ、分かっていないのかい?」
などとホームズみたいなことを言い出す始末。

「仁吉の思い人」はタイトルページを見ただけで相手が
わかってしまい、やや残念。
「虹を見し事」ではなんだかんだ言って
甘えん坊な若だんながいい。
そして今回も、イラストの鳴家がいちいちかわいくて、
まじまじ見てしまう。
コメント
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