金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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12:森博嗣 『Θは遊んでくれたよ』

2007-01-19 14:41:14 | 07 本の感想
森博嗣『Θ(シータ)は遊んでくれたよ』(講談社ノベルス)
★★★★☆

S&M→V→四季、と来て、力尽きてしまってました。
そんなわけで久々の森博嗣。

この「Gシリーズ」、前巻の『Φは壊れたね』が
S&Mシリーズの同人誌のようでへんに気恥ずかしく、
いまいち入り込めなかったのだけど、今回は楽しめました。
ラブちゃん&金子くんがなつかしい……
新シリーズからの登場人物の名前が全然覚えられないなあと
思っていたのだけど、外見描写・内面描写がほとんどないせいだ。
新キャラの印象が薄く、探偵役はチェンジしても
結局は萌絵と犀川なのね、という感じ。

「また四季かよ」とか「保呂草きらいなんだよな~」とか
やや食傷気味なところもあるのだけど、
あっと驚く展開を期待して続きも読むことにします。

コメント
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