リチャード・クラーク『核を超える脅威 世界サイバー戦争 見えない軍拡が始まった』(徳間書店)
★★★★☆
図書館で冒頭だけ読んで、おもしろそうな上、
中身が濃そうだと思ったので購入。
題名から、最初はフィクションだと思っていたのだけど、
そうではなかった。
著者はアメリカの元サイバーセキュリティ担当大統領補佐官。
これまでにおこったサイバー世界での戦いと
アメリカと、その敵になりうる国々の
サイバー世界における攻撃力・防衛力について述べながら
アメリカの課題を示している。
いろいろとわからない言葉も多かったのだけど、
九月にコンピューター関係の本を何冊か読んでいたので
知識の下地ができていて、わからない言葉もちょっと調べれば
理解できた。
はっきりと目に見えない世界であるだけに、
サイバー世界のトラブルというと
「ウイルスで恥ずかしい写真が流出しちゃった!」とか
「クレジットカードが不正に使用された!」とか
「エロサイト見てたら法外な料金を請求された」とか
その程度のことしか思いつかなかったんだけど、
軍事機密を盗まれたり、インフラを破壊されたりと
国家規模での被害も起こりうるのだなあ……と
そら恐ろしい気分に。
サイバー空間だからこその難しさもあるのだという話が
興味深かった。
★★★★☆
図書館で冒頭だけ読んで、おもしろそうな上、
中身が濃そうだと思ったので購入。
題名から、最初はフィクションだと思っていたのだけど、
そうではなかった。
著者はアメリカの元サイバーセキュリティ担当大統領補佐官。
これまでにおこったサイバー世界での戦いと
アメリカと、その敵になりうる国々の
サイバー世界における攻撃力・防衛力について述べながら
アメリカの課題を示している。
いろいろとわからない言葉も多かったのだけど、
九月にコンピューター関係の本を何冊か読んでいたので
知識の下地ができていて、わからない言葉もちょっと調べれば
理解できた。
はっきりと目に見えない世界であるだけに、
サイバー世界のトラブルというと
「ウイルスで恥ずかしい写真が流出しちゃった!」とか
「クレジットカードが不正に使用された!」とか
「エロサイト見てたら法外な料金を請求された」とか
その程度のことしか思いつかなかったんだけど、
軍事機密を盗まれたり、インフラを破壊されたりと
国家規模での被害も起こりうるのだなあ……と
そら恐ろしい気分に。
サイバー空間だからこその難しさもあるのだという話が
興味深かった。