本の感想173:椰月美智子『十二歳』(講談社)
★★★☆☆
講談社児童文学新人賞受賞作品。
十二歳の女の子さえの日常を描いた物語。
教室の風景や人間関係、主人公の揺れ動く気持ちが
繊細に描かれていて、ああ、確かにあの頃
こういうことってあったなあ~となつかしく思い出した。
十二歳の女の子の視点で世界が切り取られているかと
思いきや、作者の視点が混じってしまっている感じ。
中学生でも使わないであろう言葉で書かれていたりして
そこにやや違和感。
「恋をしている人って、はたから見るとまったくおろかだ」
なんて小学生は表現しないと思うんだよね。
「バカみたい」「へんなの」とか言うね、きっと。
さえちゃんが言ってるとおり、西田くんは中学生になったら
モテると思うよ!
★★★☆☆
講談社児童文学新人賞受賞作品。
十二歳の女の子さえの日常を描いた物語。
教室の風景や人間関係、主人公の揺れ動く気持ちが
繊細に描かれていて、ああ、確かにあの頃
こういうことってあったなあ~となつかしく思い出した。
十二歳の女の子の視点で世界が切り取られているかと
思いきや、作者の視点が混じってしまっている感じ。
中学生でも使わないであろう言葉で書かれていたりして
そこにやや違和感。
「恋をしている人って、はたから見るとまったくおろかだ」
なんて小学生は表現しないと思うんだよね。
「バカみたい」「へんなの」とか言うね、きっと。
さえちゃんが言ってるとおり、西田くんは中学生になったら
モテると思うよ!