最近よく昔のことを思い出すようになったがそれは齢のせいか、あるいは認知症の始まりかもしれない。つい数年前までの大学勤務医のときはまったく幼児期のことや小学校時代のことを回想しなかった。たぶん開業で実家にもどってきたため地域的な関係から小学校当時の昔の出来事を回想するようになったのであろう。A小学校での60周年記念式典の挨拶では、ある来賓の方が「皆さん方は地域の人たちに支えられて学校でいろいろなことを学んでいるのです」といっていた。けだし名言である。しかし自分がA小学校に通っていたころはそんなことぜんぜん実感していなかった。だから地域の人たちのサポートがあったことを生徒が理解できるにはこれから数十年かかるかもしれない。いや・・・というか数十年後になってようやく理解できた自分がただ単に鈍感なだけかも?(泣)