開業して気がついたが、きちんと患者さんと意思疎通をしているのかどうか時々フッと心配になることがある。こちらが「今日はきちんと診察・診療ができた」という感覚と、診療後の患者さんの満足度はまったく別次元のものだと感じられることが時々あるのだ。例えば熱だけで他に何も身体所見がない患者さんは多々いる。一通り診察して「どうもはっきりしないですね。明日まで様子見ましょうか。熱がまたでるようなら明日また来てください」というと、「病気はなんですか?原因は?明日はこれないのですが、薬はでないのですか?」と今すぐここでの診断・治療の決着を期待される。ウーム・・お忙しいのは分かるのですが、こちらも経過をみないと何とも・・・(難)。