小児ということで思い出した。同級生に内科専門医と小児科専門医がいる。彼らの話である。内科専門医は「小児なんて診たくもない。子供の話はよくわからんし、よく泣くし、そして本人だけでなく母親も相手しなければならいので、とにかく面倒くさい」とのこと。なるほど一理ある。大泣きされたり大暴れされるとこちらの血圧が上がってしまう。まあ、しかしウチでは小児科はあげていないがよくお子さんが来る。みんな概ねおとなしいので苦にはならない。ただ小児科専門の看板をあげたならきっと逞しい子?もくるんだろうなと想像できる。さて一方、同級の小児科専門医であるが、彼曰く「大人の身体なんて気持ち悪くてとても診る気がしない。冗談じゃない、内科なんてとてもできない」と言っていた。ひとそれぞれである。うちは基本的には大人も子供も診る。地域のかかりつけ医院では何でもやらなければならない。ま 地域の中で各家庭の保健衛生管理のお手伝いをしていると思えば自分の存在意義もあるのかなあと思うのだが。<o:p></o:p>