なんだかいつもこの季節になると「もう師も走る師走です」とか「あっという間に今年も12月です」とかの同じようなセリフを言ってしまう。しかし実際そうなのである。開業してからの7年間はあっというまであった。特に最近になってからは1年のたつのがより早く感じるようになった。前にも同じことを書いたかもしれないが、小学校時代は1週間をとても長く感じた。たぶん経験したことのないいろいろな出来事や授業内容が毎日毎日脳細胞に取り込まれてくるので、その処理に追われて時間がなかなか過ぎていかないと感じたのかもしれない。
医師国家試験の受験勉強をしていた年は、確かに時のすぎるのを遅く感じた。ということは今現在、あっという間に時たっていくと感じるのは、新しいことに挑戦していないのか、頭にいれなければならない勉強をしていないということになるのか? なんともまあ勉強していないということはないのであるが、いろいろな見逃してはいけない疾患も時々まぎれているので気が休まることはないのである。
先日も急な発症の片麻痺の患者さんが来た。初診だったので普段の様子を知らない。なんとなくもどかしい喋り方や反応の鈍さは、もともとのキャラクターなのか病気のせいなのかわからなかった。でも「30分前から急に」といわれたので、「これは怪しい」とばかりに大きな病院に転送した。結果やはり脳卒中だった。年に3~4人は緊急度、重症度の高い患者さんがくるので気が抜けないなー。
医師国家試験の受験勉強をしていた年は、確かに時のすぎるのを遅く感じた。ということは今現在、あっという間に時たっていくと感じるのは、新しいことに挑戦していないのか、頭にいれなければならない勉強をしていないということになるのか? なんともまあ勉強していないということはないのであるが、いろいろな見逃してはいけない疾患も時々まぎれているので気が休まることはないのである。
先日も急な発症の片麻痺の患者さんが来た。初診だったので普段の様子を知らない。なんとなくもどかしい喋り方や反応の鈍さは、もともとのキャラクターなのか病気のせいなのかわからなかった。でも「30分前から急に」といわれたので、「これは怪しい」とばかりに大きな病院に転送した。結果やはり脳卒中だった。年に3~4人は緊急度、重症度の高い患者さんがくるので気が抜けないなー。