11月4日、ネットで見つけたニュース。 「AED(自動体外式除細動器)」をつかって女性を助けようとしたら、救助者が痴漢として警察に通報されたとのこと。救助者の男性は、たまたま居合わせた交通事故現場で、事故車に乗っていた女性が心停止状態だったため、すぐさま人工呼吸と胸部マッサージを開始した。そして、「AED」の電気パッドを貼り付けるため、女性の服をハサミで切ろうとしたところ、女性の同伴者から「服を切るな」「痴漢だ!やめろ!」と言われ、制止されたのだという。男性は「そんなことを言ってる場合じゃない」と反論して、構わず女性の服を切りAEDを使ったが、その後到着した警察官から痴漢の疑いで事情を聴かれるはめになったそうだ(この文章はネットの文面引用)。結局はおとがめなしとのことであったが当然である。というよりもいまだに一般市民(この同伴者)に心肺蘇生の緊急性が理解されていないということでがっかりさせられたのである。