たぶん、多数の勧誘員が空き電柱を見つけては、どこかに売り込むのであるが、それは「早い者勝ち」なのであろう。特定代理店の所有物というわけではなさそうである。なんとなくそんなカラクリがみえてきたので、売り込みに来た電柱で、もしそれがいい場所であれば「あっ、いや結構です。いりません」と断ってから、その後すぐに直接、電柱管理会社に「○○何丁目何番地、××の角の電柱ですが、うちが広告打ちますので押さえてください」と連絡するのである。もちろん勧誘員のいい値よりもやすくなるのである。この業界は、自分が理解しているよりもっと複雑かもしれない。しかしなんとなく勧誘員によっては強引なまでの売り込みに辟易することもある。そんなこんなで勧誘時のからくりもあるのだろうが、今回は逆に電柱撤去に伴う「広告消滅」のからくりにも驚いたのである。