吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています

学校からの呼び出し その2

2015年08月06日 05時29分33秒 | 日記
 今ではどうやら「熱発」はすべて「お迎え対象症状」のようである。特に保育園や幼稚園ではその頻度は顕著である。そしてかならず一言「病院で診てもらってくださいね」という文言が帰り際に追加される。この一言で学童の健康管理の責任が果たされたということがアピールできると思っているのであろうか? まあ学校側は「我々医療に関しては分からないので・・・」と言われればそれもやむを得ない。でも誰がどうみても、これも早退させるの?といったものまであるので驚いている。先日、学校で2回下痢したという児童が、そして別な児童であるが小指にとげを指したということで、親に連絡がいき「お迎え早退」させられたケースがあった。「必ず病院で診てもらってくださいね」という丁寧な言葉もついたそうだ。「必ず」という言葉の意味は何だろうか? 学校でそう言われれば、それに従わなければ翌日登校できないのか?とも思ってしまう。