8月です。なんだか今年の夏は暑いような気がします。7月下旬に急に暑くなったので身体が暑熱馴化していないせいもあるのかもしれません。外来で「暑さに馴れるように1日1回は外に出て汗をかきましょう」とお話しするのですが、そこで熱中症で倒れられても困るので、「汗をかくのもほどほどに」とか逆の指示を同時にしたりもします。聞いている患者さんは「じゃあ、どっちなんだよー」と困るでしょう。まあ家にこもり切りもよくないし、外にでて炎天下で激しい運動も危ないので、どちらもほどほど中庸にといったところでしょうか? でも患者さんへの指示の仕方は難しいですね。やはり普段から十分な水分摂取を心がけることは重要ですが、でもご高齢の方は「あたしゃ、十分飲んでるよ」と言う割に、量を確認するとたいして摂取していないようです。高齢になると喉の渇きを感じないと言いますので「時間」がきたら飲水するほうがいいのかもしれません。