昨今、通信インフラに多業種が参入してきている。現在、使っている固定電話のラインの一部を、そこの会社のものにかえると通話料が安くなるとか、あるいは光回線に統一すると便利だとかこれまた複雑で五月蠅いのである。実は電話なりインターネットなり、あるいはテレビなりの複数のインフラはおのおの別のラインにしたほうがよい。もしすべてのラインを一種類に統一すると、それが事故で不通になればファックスから電話からメールからすべての通信手段がパーになり外界との通信手段がすべてなくなるのである。なのでリスクヘッジを考慮して、数種類の通信インフラを導入している。つまりあえてラインを統一していないのである。それをやれ「便利だ」とか「安くなる」だとかで自分のインフラの売り込みがうるさいのである。実はこの売込みは、断わっても断わっても電話がくるのである。「前にもお断りしたのですが、3回目の電話ですよ」といっても「さて、担当者はだれでしたっけ? それはうちの社からのお電話ですか?」ととぼけるのである。今度はきちんと社名と担当者聞いて行政処分してもらうようにしよう。