小学校時代は、転校しましたので後半は都電で通学しました。しかし今でもそうなのでしょうが、この都電は朝ものすごい混みようでした。いわゆるぎゅーぎゅー詰めの状態であり、体の小さな小学生には苦痛でした。一番つらかったのは、宿題の工作物を学校にもっていくのが至難の技であり、いかにつぶれないようにして都電の中で保持するかが課題でした。細いラワンで作った工作物などは、学校について確認すると半壊~全壊していたことはよくあります。車内に人が雪崩れこんできた瞬間に「バキバキ」という異音を何回も聞きましたが、この音だけは極めて不快な音として今でも嫌なものです。なに、ラッシュ時をさけて朝早く登校すればよかったのでしょうが、それは無理です。なぜなら前日夜中まで宿題の残りを片づけているのですから・・・(泣)。