吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

思い込みで無実の児童を平手打ち その3

2017年08月02日 05時51分05秒 | 日記
 自分が小学校の時に体験した規範やマナーは現在とは随分異なっている。絶対的な真理であればいまだに変わるはずがないのだが何だか随分変遷してきた。
 しかし戦前の教育を受けてきた世代では、戦後すぐに180度異なった教育内容に不信感を抱いたであろう。 
 まあそこまでひどくないにしろ、昔自分が体験した教育現場という「小さなコミュニティ」の中でのマナーやルールは、今では通用しないものになっている。

 物事の道理の判断できない子供に対して一番手っ取り早い教育方法は体罰である。自分はそれを経験した。
 今では言葉できちんと説明し納得させ分からせるという手法のようだ。これは確かに子供にとっては「痛くない」のであるが分かるまでには時間のかかるものかもしれない。自分はどちらの手法がよいのかよくわからないのである。

 でも昔の教師は怖かった。威厳があり尊敬できる教師もいたが、やたら殴るだけの乱暴な教師もいた。それら教師の前では怖いのでおとなしくした。
 しかしおとなしい女教師の授業の時には静かに授業なんか聴いていなかった。自分もそうだったが子供なんて理性より感覚が勝る生き物だと思っていた。