吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

新型コロナワクチン接種後の死亡例1例報告 因果関係は「評価不能」 厚労省 その4

2021年03月09日 05時57分40秒 | 日記
 急性期のアナフィラキシーは10万分の1の確率(しかもアナフィラキシー歴のある人)。その他、注射時の痛みや熱発、その後の倦怠感や頭痛などは別に他のワクチンでも同様の話。それで慢性期というか将来的な合併症である遺伝子異常なんて話も理論的にはないという。百歩譲って遺伝子に影響があると仮定しても何十年後の話だ?
 とにかく今は人類が絶滅するかもしれない非常事態。世界的危機なのである。何十年後かに起こるかもしれないリスクをとやかく言うのは、まずは我々がワクチン打って「今」を生き残ってからにしてほしい。目の前のハードルである生きるか死ぬかがクリアできてもいないのに将来的な遺伝子異常が・・・なんて会話は不毛なのである。
 メディアの脅し報道に踊らされる人に対しての説明も面倒だが、ちょっと知識はあるが実用性のない考え方をしている人との会話も疲れるのである。死んで花実が咲くわけでもない。まずは今を生き延びるのが先決。