当院の外来に通院する高齢の方は「早くワクチン接種開始してほしい」と言う方がほとんどである。しかし中には「ま ワクチンもどうなんだかね? 危なさそうじゃないかね?」と話をふってくるひともいる。
こちらもついつい「危ない? 何が危ないんですか? 致命的なアナフィラキシーは10万回に1回、つまり飛行機事故の確率と同じですが飛行機乗りませんか?」と話す。
するとちょっとは知っている人であると「あ いやそうじゃなくてほら遺伝子に入り込んで将来子孫に・・・」などと話を替える。
とりあえず「ワクチンのmRNAは不安定なのですぐに不活化してDNAに入り込んで遺伝子に影響を及ぼさないと言われてますけど」と言うと、
「・・・でもまだわからなじゃないか、これから年数をおいてみないと分からないだろう」とちょっとは後退するもこちらの話を認めようとはしない。
これ実はまったく不毛の会話なのである。
こちらもついつい「危ない? 何が危ないんですか? 致命的なアナフィラキシーは10万回に1回、つまり飛行機事故の確率と同じですが飛行機乗りませんか?」と話す。
するとちょっとは知っている人であると「あ いやそうじゃなくてほら遺伝子に入り込んで将来子孫に・・・」などと話を替える。
とりあえず「ワクチンのmRNAは不安定なのですぐに不活化してDNAに入り込んで遺伝子に影響を及ぼさないと言われてますけど」と言うと、
「・・・でもまだわからなじゃないか、これから年数をおいてみないと分からないだろう」とちょっとは後退するもこちらの話を認めようとはしない。
これ実はまったく不毛の会話なのである。