吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

銃刀法に関する診断書その2

2010年03月24日 06時35分26秒 | インポート

 2年前、射撃をするという人が自分の外来に初診でこられ「昔、あなたの父上に診断書を書いてもらった。いつもすぐ書いてくれました。今日も急ぐのですぐに書いてほしい」と希望された。・・・といっても自分は初対面だし、この人に精神疾患があるのかどうかは長い時間インタビューでもしてみないと診断できない。ましてや覚せい剤や麻薬中毒者かどうかなどは急性中毒なら救命センター時代いくらでも診たが、慢性中毒(耽溺)の場合は瞬時で分かるはずもない。過去ずっと自分の外来に通院していれば、ある程度状態も推測できようが、初対面では診断などできるはずもない。これには困り果てた・・・。


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