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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

日本のお米が北京で出会ったものは・・。

2007-07-27 16:38:50 | ラブレター
 拝啓 赤城農林水産大臣
 
 愚直な国民のさまざまないわれなき非難中傷に耐え、事務所費などの適切な処理を繰り返しご説明になっていらっしゃる様に、深く感銘するものであります。
 先般はまた、ご両親のご証言が一夜にして変わるという、麗しくも睦まじい親子の情愛も見せて頂きました。

 さらには、そうした情に頼るに留まらず、領収書をコピーして使い回すという創意工夫に満ちた技術も駆使されるなど、そのご活躍の幅は私ども庶民の想像を上回るものがあります。

 

 この度は北京にお出かけになりましたね。この選挙戦のお忙しい折にと思うのですが、赤城様の応援を快く思わない輩が、ご自分の党、自民党のうちにもいるということは実に嘆かわしいことであります。

 さて、北京へいらっしゃったご用件というのは、日本のお米を中国にも買ってもらおうというキャンペーンのためでした。
 この試みの前座としてご出演なさったお仲間の麻生様という外務大臣様が、「アルツハイマー云々」のご発言をなさったことは記憶に新しいところでございますし、その後だけにいろいろお気をお遣いになったことと存じます。

    

 さて、北京での赤城様ですが、絆創膏もとれた笑顔を精一杯振りまき、日本のお米をここぞとばかりにお売り込みになったご所行は立派という他ありません。
 日本のお米を実際に食べて頂くパーティや試食会も行われ、赤城様はその大役も無事、お果たしになったかのように見えました。

 しかるに、その後です!
 赤城様はご気分が悪くなり、激しい下痢に襲われたのだそうですね!

 

 普通、私達が因果関係と呼ぶものには、Aという事象が起き、そのあとにBという事象が起こった場合、Aが原因でBが起こったといわる場合が多いように存じます。

 これを上の事態に当てはめてみましょう。
 赤城様は日本のお米をお召し上がりになりました
 そして、その後、激しい下痢に襲われたとのことです。
 ということは、日本のお米を食べると・・?

 なんというご立派なキャンペーンでしょう。
 しかも、体を張ってそれを行われるなんて、まさに政治家の鏡ではありませんか。
 農林水産大臣であるからこそのご成果というべきでしょう。

    

 私め愚かにも、当初は世間の雑音に惑わされ、赤城様の辞任や、安倍様の任命責任に言及したり致しました。
 しかし、今はそれを撤回致したく存じます。
 といいますのは、赤城様のような分かりやすい方がいらっしゃった方が、私達下々の目にも、美辞麗句のもとに隠された政治の仕組みのようなものが理解しやすいのではないかと思うようになったからです。

 

 赤城様、出来ますことなら、出来るだけ長くその椅子におしがみつきになられ、私達の目の前に、政界という場所で行われているさまざまな愚行の数々をいっそう明らかにご披露頂きたく念ずる次第です。

 向暑の折から、国民の雑音などに耳を傾けられることなく、存在しない事務所のアリバイ作りや、領収書の複写などにさらにお励みになられますよう祈念致します。
 
 次なる問題の噴出を心からお待ちしています




コメント
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