
リストラをされたかちぎれ雲ひとつ

俺は俺孤高の中に生きて行く
お~い、雲よ
お前は自分で生まれたんかい
お前は自分でそん格好になったんかい
お前は自分でここへやって来たんかい
お前は自分でどっかへ行くんかい
お前は自分で消えて行くんかい
そうじゃぁないんだろう
だったら俺とおんなじじゃぁないか
でも、なんだかお前の方が自由そうだな

寄り添ってみても所詮は雲と雲
<参考> 「雲」 山村暮鳥・作
おうい雲よ
ゆうゆうと
馬鹿にのんきそうぢやないか
どこまでゆくんだ
ずつと磐城平の方までゆくんか
(磐城平=福島県いわき市・城下町)

今まさに群を離れて行く旅路
<今週の川柳もどき> 07.7.29
原発がしがみついてるナマズの背
(活断層の上)
大事故を小分けに出して薄める気
(依然情報は藪の中)
爆発が起きて発表するつもり
(それまでは隠し続ける)
株安のほころびもまたグローバル
NYのくしゃみに脅え売りに出す
(世界同時株安)
日本米食べて下痢するPR
(北京へ売り込みに行った赤城氏)
宇宙にも要りそな飲酒検問所
(NASA宇宙飛行士飲酒でロケットに)
さあ今宵結果次第の酒の味
(選挙。美酒それとも苦い酒)
梅雨明けをことほぐような蝉時雨

アラいつの間にやら誰もいなくなる