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六文錢の部屋へようこそ!

心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

赤い実と青い実、そして白も・・。

2008-12-28 00:15:59 | 写真とおしゃべり
 我が家に赤い実と青い実が揃いました。
 どちらも小粒で5ミリ前後しかありません。

 赤い方は私の部屋(二階)の窓の下にあるマサキ(柾)の実です。
 常緑樹の葉の間に点々と赤く散りばめられた実は視覚的にも楽しいのですが、もうひとつおまけがあります。

 

 この実をついばみに小鳥たちが訪れるのです。
 その頻度ではヒヨドリが多いのですが、地味で決して美しいとはいえないこの鳥も、よく見ると行動も鳴き声も多彩で、観察するには楽しいものがあります。

 
 
 運がよければメジロが現れるのですが、機会は少ないようです。
 モズもやってきすが、てっぺんが好きなこの鳥はもっと高いテレビのアンテナの辺りでさえずっていて、ここまでは降りてきません。
 あ、それからツグミも現れます。彼らの褐色の羽は綺麗です。
 キジバトも来ますが、これは半分、うちに居着いているようで、いつもつがいで現れます。

 青い実が出番を待っています。
 これは水盤の中に入れておいた吸水性のある岩に、私が植え付けた植物の実です。
 綺麗なブルーの実でしょう。

 
 
 セッコウジャノヒゲ(セッコウ蛇の鬚)という植物の実なのです。
 「蛇の髭」というのはこの植物の葉っぱの形状から来たのでしょう。もっとも蛇に髭があるというのはあまり聞いたことはありませんが、もしあったらこんな風に味も素っ気も乏しいものだろうと思うのです。
 実際のところ、これが花を付け実を結ぶとは思えないような、ただつんつんとした葉っぱなのです。

 念のため、ネットで図鑑を確認すると、別名、セッコウリュウノヒゲ(セッコウ龍の髭)ともいうそうです。それなら納得ですね。ついでにこの綺麗な球状の実、色こそ違え龍がもっているあの玉を連想させます。

 

 地上にはこの青い実、そしてその頭上にはマサキの赤い実、なんだか少し楽しい感じがします。年の割に幼いですね。
 え?歳をとると童心に帰るもんだ? アッ、ソウ。
 童心といえばこんな童謡がありましたね。

「赤い鳥小鳥」
 北原白秋作詞・成田為三作曲

 赤い鳥 小鳥 なぜなぜ赤い 赤い実を食べた

 白い鳥 小鳥 なぜなぜ白い 白い実を食べた

 青い鳥 小鳥 なぜなぜ青い 青い実を食べた

    

 我が家にはじつは白い実もあるのです。白南天の実です。
 これで赤・白・青と揃うのですが残念ながら白南天は既に実が落ちていました。
 実が落ちた後でも凜とした穂先は格好いいですよね。

 


コメント (2)
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