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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

水をかき回したら濁ったといって怒っている道化者 写真は地味な花

2009-05-02 01:19:35 | 写真とおしゃべり
 世界保健機関(WHO)は、「豚インフルエンザ」といういい方を「インフルエンザA」に変えたようです。
 食肉産業に及ぼす影響を恐れたからということです。それなら「鳥インフルエンザ」もB型などとしなければ不公平ではとも思うのですが、鳥は鶏に限らず野鳥も含めて全般的だからでしょうか。

 
      関係ないけど、綺麗な花を綺麗に撮る自信がないので
       地味な花を集めてみました。これはブロッコリー

     
 20世紀の後半以来、歴史上あまり見られなかった新たな病気が噴出していますね。エボラ熱、エイズ、狂牛病、鳥インフルエンザ、そして今回のA型(豚インフルエンザ)などなどです。
 これらは工業生産に関わる環境破壊や、農業での生産性向上のための品種改良や遺伝子操作など、これまで見られなかった領域への人の侵犯と関連があるのではと指摘する声もあります。
 そしていまひとつ、これらの新しい病で真っ先に犠牲になり、もっとも多くの死者が出るのは常に貧困層においてなのです。今回もそうです。各地で発病が確認されながら、死者はメキシコに偏っています。

 
                これは柿の花
    
 
          こんなにびっしり花がついています
 
 ついでながら、横浜市で見つかった疑わしい高校生を巡る事態で、厚労省と横浜市及び神奈川県が喧嘩しているようですが、そんなことしてて大丈夫かなと思ってしまいます。
 今回の場合、喧嘩を売ったのは桝添氏の方なのですが、年金問題など大変な問題を抱えているところへ今回の問題でカリカリ来ることは分かりますが、先の鳩山大臣の「最低の人間」という発言同様、あまり居丈高になって他人を責め立てる物言いはいかがなものでしょう。

    
           絹さや豌豆に似ていますが違います

    
      割と新しい野菜でスナック・エンドウ ほら下の方に実が
       
 どうも真相は、横浜市と厚労省の担当者がその疑惑の段階で今後の対処などを検討していたところ、功を焦った厚労省が一方的に公表、それを受けて横浜市役所に電話が殺到し繋がりにくくなったということのようです。だとしたら、危機管理の体制に問題ありなどといわれた中田横浜市長が怒るのももっともです。

    
             絹さや豌豆はこんな感じです

 問題の高校生はいわゆるソ連A型(虎は死して皮を残し、ソ連は死して病名を残す)で新型ではなかったわけですが、結局は、桝添氏と厚労省とが冷静さを失って一方的にドタバタと騒ぎ回ったということのようですね。そしてあろうことか、自分がかき混ぜた水が濁ったといって神奈川県や横浜市に噛みつくのですからとんだ道化ぶりといわねばなりません。
 こんな「狼が来た」大臣で、かのA型が本当に上陸した際に対応できるのかが懸念されます。

 
           これは花ではなく若い桑の実

 
              こんなにびっしりと

 横浜市も大変ですね。開港150年祭で盛り上がっていたのに一気に冷水を浴びせられたようで、おまけに、人が集まるような催しは自粛すべきだのコールが追い打ちをかけているようです。おそらく、いろいろなところで「右へならえ」式に催しの自粛が目白押しになるでしょうね。
 そしてやがては、自粛しない奴は非国民的だという非難にさらされかねません。

 劇場や映画館、コンサートも暇になるかも知れません。
 私は、こんな時期だからこそ、映画やコンサートに出かけ、豚肉を食べるつもりです。
 昨日、半日かけて「煮豚」を作りました。
 一昼夜置いたら、味がしっかり滲み、かつ溶けそうに柔らかい絶品が出来ました。









コメント (2)
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