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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

だらだらだらっとした日記・週末

2010-07-13 00:29:36 | よしなしごと
 梅雨の晴れ間、朝から予定が立て込んでいる。
 例によって自転車での移動。
 朝一で地区の写真倶楽部へ。
 会員の作品の講評などを聞く。

 その足で県立図書館へ。
 借りていた本の返却。
 お気に入りの南京ハゼの木を見る。
 折しも花盛り。
 形状もそうだが匂いも栗の花に似ている。

  

      

 その匂いに誘われて蜂が来ている。
 わが家の近くであまり見かけないので嬉しい。
 蜜蜂はややピンぼけだが羽が光って撮れた。
 クマンバチは完全にピントがずれているがいたという証拠に。
 こいつ、どういうつもりか一度、私の帽子の庇に止まった。

           

 うちへ帰り昼食をかき込んでからJR岐阜駅へ。
 といってもいつものように名古屋へ行くわけではない。
 隣接する「ハートフルスクエアーG」の二階で
 知り合いが書道展に出品しているのでそれを見に行ったのだ。
 ちょうどその知り合いがいたので案内してもらう。

 漢字や変体仮名の歌などだが同じ先生の同じお手本によるから
 書かれている内容は微妙に違ってもどれも同じように見える。
 私のような粗雑な目ではその巧拙、個性などは分からない。
 
 変体仮名を読むのも難しい。
 その書の下に変体仮名を含めたその歌を活字体で添えたらとも思う。
 もっとも書はその文字の意味するところとは離れたアートだということなら
 書かれていることはどうでもいいことになる。
 でもそれもなんか違うような気がする。
 絵画とは違って書かれているのは紛れもなく「文字」なのだから。
 
 その知り合いのの娘さんがやってきたので、
 バトンタッチで会場を辞する。
 あ、せっかくだから作品を写真に収めてあげたらよかったと思う。
 下司の知恵はいつもあとからやってくる。
 肝心なことを忘れたくせに
 その一階下のファッションライブラリーで
 余計な写真を撮るのだから困ったもんだ。
 確かに書道に比べればこっちの方がカラフルだ。

  

 ここから夕方の会合まで時間が空く。
 映画が一本観られる時間だが
 あいにく時間帯が一致して観たいものはない。
 それに岐阜市内ではスクリーン数が少なく選択肢が少ない。
 持ってきた本をノートをとりながら勉強しようと
 今度は同じ建物にある岐阜市立図書館のJR分館へ。
 しかしここ人の出入りが激しく落ち着いて勉強など出来ない。

 諦めて、2キロほど離れた同図書館の本館へ。
 こっちは古いが、学習室が設けられていて集中できる。
 しかし、やたら冷房が効いていて寒い。
 苦情を言おうと周りを見渡すと
 Tシャツ一枚やタンクトップの若者たちが平気な顔をしているので
 これでは単なるクレーマーにされそうだと
 予め用意をしていたサマージャンパーを羽織る。

 6時まで大丈夫だから5時半頃に出ようと思ったら
 5時になったとたん閉館だから退去せよとのお達しが。
 そうか、6時までは県立図書館の方だった。
 そういえば、今日は図書館三軒をはしごしたのだった。
 というと本の虫のようだが
 実際に活字に目を通したのは一時間強でしかない。

  

 夕方からの会場近くの市民センターへ移動。
 同ホールのロビーで区切りのいいところまで読んでおしまい。
 余った時間で外の公園に保存してある名鉄電車の古い車両を撮す。
 かつて岐阜市内やそこから郊外へむかう路面を走っていた車両を
 その廃線に伴いモニュメントとして展示したもので
 前にも一度撮したことがある。

        

 前面のガラス窓が五枚で車両先頭部の丸みに対応し
 さらに乗降口の横の窓は丸窓になっているこの車両は
 名鉄の「モ510型」で、この車両はそのうち「513」。
 姉妹兄弟にあたる「512」は廃線、廃駅となった美濃駅に
 そして、「514」はやはり廃線、廃駅の谷汲駅にある。

   美濃駅は岐阜=美濃間の美濃町線のターミナル。
    谷汲駅は岐阜=谷汲間の谷汲線のターミナル。


 集合時間の6時が近づいたので会場に向かう。
 そこで夕食をしながらの歓談と
 さらに喫茶店に移動しての継続
 合わせて四時間の集い。
 六人中、私が若い方から三番目
 みんなエネルギッシュだ。

 帰途、夜風が火照った頬に気持ちいい。
 これも自転車のひとつの魅力。



コメント (4)
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