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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

庶民は食い物へと急ぐ 私の昼麺物語(2)

2022-07-27 16:03:32 | グルメ

 ちょっとショックで落胆するような出来事に遭遇したが、それについては笑い話で済ませるようになるまでとっておいて、まったく関係のない、「昼麺物語」の第二段を載せよう。

 
      

 最初はオーソドックスな焼きそば。私のノウハウは、他の具材など用意をしている段階で、やや中火にして薄く油を引いて、まず、そばのみを薄っすらキツネ色になるまで焼いておくことだ。
 焼けたら一旦皿に取り出し、肉や野菜を炒めてから改めて合わせて味を整える。こうするとソバがべとつかずサラッと上がる。最後に風味付けに胡麻油を少々(多いとくどくなる)。


      

 残り物を使った割にうまくいった例。
 前夜の稚鮎の天ぷらの残りを冷やしソバ(日本蕎麦)にあしらったもの。この取り合わせも悪くはないが、これに、ネギ、大葉、ミョウガ、カイワレの香辛野菜を刻み込んだものをたっぷりまぶしたのが良かった。偶然の産物とはいえ、うまかった。

      

 これは、冷やし中華というより冷やしラーメン。キャベツ、モヤシは煮付けた後冷やす。キュウリの酢モミを添える。それに、ネギ、ミョウガなどの香辛野菜のみじん切りをドッサリ。

      

 次は、昨夕の和風の煮物を冷製パスタにあしらったもの。煮物はジャガイモとニンジン、それに魚河岸揚げ。それだけでは彩りが悪いので、キャベツを湯通しして冷やしたものを敷いた。
 パスタには、マヨネーズ、ケチャップ、ウースターソース、タバスコをほんの少しづつまぶすようにした。違和感はなかった。

      

 これは冷やしウドン。具は昨夜の残り、ゲソ天、天かす、生ワカメ、それに例によって香味野菜のみじん切りを振りかけるように。この前の稚鮎は蕎麦に合ったが、このゲソ天はウドンに合うように思った。

      

 「昼麺」と言いながら、これはピラフ。
 冷や飯のほか何もなかったので、玉ねぎなどありあわせの野菜を刻んでぶち込む。赤いのはプチトマトを刻んだもの。久しくカレーを食していないので、アクセントにカレー粉を。
 カレーの黄色とトマトの赤とで、私にしては珍しい色合いの料理になった。

      



 最後もカレー味の冷製パスタ。
 前夜のキャベツとベーコンのカレー煮がかなり余ったので、それをそのままパスタと合わせた。ちょとだし汁が多かったが、良い出汁が出ているので捨てるにしのびなかったから。
 これにも、ミョウガの千切りが活躍している。

 このミョウガ、先般、農協朝市で、五〇個以上入ったのを300円でゲットしてから大活躍だ。
 ただし、ミョウガを食うと物忘れをするという言い伝えがあるが、まさにその被害に合ってはいる。
 え?ミョウガのせいではないだろうって?いや、ミョウガのせいですよ。きっと、いや多分かな・・・・。

コメント
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