亡父の鉢植えの紅梅がうちへやっきて三〇年余、紅梅の開花後、一〇日ないし二週間で早咲きの桜が開花するのが例年であった。
しかし、今年は寒さで梅が佇むなか、桜の開花が先行するという初めての珍現象が現実になったことは先日述べた。以下の写真は3月6日の紅梅と桜。


それに刺激されたわけでもあるまいが、その紅梅がやっと一輪のみ開花した。


桜の方は早いものでもう二分咲きといったところだろうか。


励まし続けた私に、紅梅がいう。
「来年はちゃんと先に咲くから・・・・」
「来年まで生きていたらそれを確認しよう」
と、いう私。
行きつ戻りつしながら春はやってくる。
三寒四温という言葉を思い出した。
「来年はちゃんと先に咲くから・・・・」
「来年まで生きていたらそれを確認しよう」
と、いう私。
行きつ戻りつしながら春はやってくる。
三寒四温という言葉を思い出した。