娘が勤める学童保育で、学童に感染者が出たというので、娘は自宅待機に!自宅待機と言っても、そこには私がいる。
一挙に風雲を告げる状況。できるだけ隔離しての生活を心がけているが、旧来の日本家屋ではそれにも限度がある。
問題は、接触者というだけで娘の感染、つまり、陽性・陰性が明らかでないことだ。待機になってすぐに然るべき場所で検査を受けたのだが、いろいろ殺到しているとみえて、48時間以上経った今でもその結果は出ていない!ただただ疑心暗鬼が募るのみだ。
困るのは私自身が外出できないことだ。もし、娘が陽性で、私にも感染しているとしたら、私がでかけた先で迷惑がかかる。
この検査結果の遅延、かつての保健行政の合理化に関連があると睨んでいる。私の居住する岐阜市には、かつて、中保健所を中心に、東西南北、それにプラスαで数カ所の保健所があった。しかし、今や岐阜保健所があるのみだ。
これは岐阜のみではない。維新の牙城・メガシティの大阪市でも、保健所は一箇所しかない。これでは保健行政が捗るはずはない。
そこへもってきて今朝の新聞報道だ。第三回目のワクチン接種は、欧米がほとんど50%以上、お隣の韓国も50%以上なのに対し、この国は、なんと2.3%で世界最低だというのだ。
念の為、岐阜保健所へ私の場合を問い合わせてみたら、昨年七月に第2回を接種しているのなら、2月以降になりますとの返答。
何ということだ!コロナ対策に関しては、この国はもはや最後進国なのだ!
岸田くんよ!「新資本主義」などという一般的・抽象的で無内容な言辞をほざいていないで、コロナ対策を真面目に進めてはどうだ!
ようするに彼の進める「新資本主義」は効率主体の新自由主義的方策で、国民の健康や、格差の拡大はお構いなしということが如実になって来たということだ!