基本的に草花を育てる資質が欠けている私が管理する(放置する)庭だが、ツツジが終わって以来、花が欠けていた時期があったが、 最近幾分の回復を見るに至ったので、それを報告方々載せておこう。
まずはツツジの仲間、サツキであるが、 わが家のものは八重咲きである。私の剪定が下手なのかびっしり花をつけることはないが、そのかわり一輪一輪がとてもゴージャスである。
続いてエンドウ豆。一株五〇円で買っ た豆苗の一部を植えたのだが、去年同様やはり植えたのが遅すぎたせいか、株だけはたくましく育ったのだが花がつかない。花がつかないということは実もならないということだ。
それでも、二輪だけ花がついた。あとに続くとしたら嬉しいが、これで終わったとしたら惨めで、昨年以上の失敗だ。昨年は一〇粒ほど収穫し、一応、汁物の具にはなったのだが・・・・。
アジサイは小さな株だが今年は一〇輪の花をつけて喜んでいる。 元は緑がかった花だったが、ここへきて次第に色づき始めた。この花は例年、紫色になり、その後は次第に赤くなって終わる。一〇輪が出揃ったら 結構豪華な気分になることができよう。
ナンテンはまだ固いが、白い蕾を付け始めた。
これは、どこかから侵入してきたヘビイチゴである。玄関先に近い所にあるので、抜いてしまおうかと思ったが、よく考えたら、かってはこの近くの田んぼののり面にたくさん見られたが、最近はそののり面が垂直のコンクリート壁に変られてしまって、ほとんど見ることがなくなってしまった。そんなこともあって、あまりはびこらないように注意しながらも、全部を抜くことはやめておいた。
これは道路を挟んでお隣りの庭にあるものだが、ベリーの仲間だろうか。ここの住人は近くの洋菓子屋さんのオーナーだから、なにかケーキに関連した実なのかもしれない。
これは、近くの道路際のフェンスにびっしりしがみついている蔦状の植物だが、ひょっとして、フウセンカズラではなかろうか。だとすると楽しみだが、誰かが栽培しているものではなく、道路側に生えているから、そのうちに駆除されてしまうかもしれない。
逃げることができない植物の宿命か。