六文錢の部屋へようこそ!

心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

師走のツケモノ狂詩曲・・・・。頼りは私の身体。

2022-12-29 02:08:02 | フォトエッセイ

 昨日の記事では、今年最後に農協の朝市に出かけ、買ってきたもののうち赤カブは切り漬けににし、白菜も漬物にすべく八等分して干したところまで述べた。以下はその続編である。

         
 
 赤カブは今季三度めだが、最初は切り漬けにし、前回は甘酢漬けにしたので、今回は漬物にする番。
 梱包を解いてすぐに玉の部分も茎や葉の部分も漬け込んだ。
 夕方にその点検。やや塩分が不足かもしれないが、それは後で補正が効く。もう一日様子を見ることにする。
 

            
  
 夕刻、洗濯物の取り入れと同時に、干していた白菜も取り込み、漬けの作業にかかる。予め水に浸しておいた昆布を小さく刻む。
 鷹の爪は三本、辛いのが好きなので、種を捨てずにいっしょに刻み込む。
 香り付けの柚子は、中球一個の皮を剥き、細かく刻み込む。
  
            
 目分量で塩をまぶし、昆布や鷹の爪、柚子をふりかけて八分の一ずつを漬けてゆく。
 あまり大きくない漬物用瓶しかもっていないので、八片全部を漬けたら瓶いっぱいになってしまった。
  
            
 上から重石を乗せて全身の重量をかけて押す、押す、押す。
 この石だけでは重さが足りないから、もう一個の重石も乗せねばならない。しかし、最初の重石の水平が出ていないと、上の重石は滑り落ちてしまう。

        

 それを避けるために、ポリ袋を被せ紐で縛って固定する。それでもなかなか安定しない。一度なんか、夜中に寝静まってから、結んでいた紐が解けて上の重石が滑り落ち、ドスン、ゴロゴロとすさまじい音響で家じゅうに響いたことがある。交通事故の車が、家に飛び込んだかと思った。

                

 これを避ける裏技がある。ポリ袋でくるんだ上からしかるべき布を被せ、その上に私が乗っかるのだ。そして、百ぐらいを数える。
 老いたりとはいえ60数キロの体重、白菜への浸透圧攻撃にはそれなりの威力を発揮し、重石たちはその強力な助っ人のおかげでかなり安定する。

 これで水分が上がってくれば漬かり始めた証拠。毎日、それをチェックして漬け上がりを待つ。


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