六文錢の部屋へようこそ!

心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

桜桃の季節の終焉

2021-05-09 02:16:13 | 写真とおしゃべり

 なんとか宿題を終えて提出した。
 それと同時に、わが家の桜桃の季節が終わった。

         

 これは最盛期の樹の様子。
 学童保育へは5回ほど持参できた。
 あと近所へも少しおすそ分けし、最後は近くに住む妹のところへもっていった。孫の女の子が3人いるのでそのおやつだ。
 これでもって終わり。

         

 ほぼ穫り終わった樹の様子だが、ほとんど実は視えないものの、葉の下になっているのが普通だから、かき集めればもう一回分ぐらいは穫れそうだ。
 しかし、そんなに欲張ることはない。このあと、鳥除けにぶら下げてあったCDを取り除いた。
 残りはこれまで待たせた鳥たちへの分け前だ。

             

 この小鉢に入ったのは私の取り分。最後の最後に、お茶うけやツマミにするつもり。

 金魚たちはみな元気。火鉢の縁(右上)に、アオガエルが遊びに来た。
 以下は、芥川龍之介の句。

           
 
    青蛙おのれもペンキぬりたてか


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

18万個焼いた?・・・・焼きおにぎりと私

2021-05-08 01:45:33 | 想い出を掘り起こす
      
 
 ご飯が少し余ったので、久々に焼きおにぎりを作った。
 久々といって馬鹿にしてはいけない。私ほど焼きおにぎりを焼いた人間は少ないからだ。

 約30年間、炉端風の居酒屋で、しかも私は焼き方をしていたから、店で出す焼きおにぎりはすべて私の手にかかるものだった。
 では30年間にいくつほど焼いたのだろうか。
 
 客席数60ほどの店で、忙しい時は二回転した。
 焼きおにぎりは一人前2個で、一日に10人前は出たから、一日あたり20個で月に500個。年には6,000個。30年で18万個という計算になる。

 焼き方についてない日もあったから、もう少し少ないだろうが、実際に10万個以上は焼いただろう。
 
 なお、普通のおにぎりは米粒の間に空気が残るようにやんわりと握ると食感も良くうまいが、焼き用はやや固く握る。握り方からして違うのだ。
 
 で、久々に作った焼きおにぎりだが、表面は醤油の焦げた味わいもありパリッと仕上がり、内側はしっとりとうまく焼けた。
 
 
 
 
 
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

連休明け夏日のダラダラ〜ッとした絵日記

2021-05-07 02:47:50 | 写真とおしゃべり

 連休が終わった。とはいえ、私にはまったく関わりのない話で、宿題の締切が迫っていたせいで、むしろ連休中のほうが忙しかった。そして、連休中にそれをほぼ仕上げたので、逆に少し余裕ができたというわけだ。

         

 連休最後は雨だったが、今日6日はからりと晴れ上がって夏日となるようだ。
 そこで、もうよかろうと冬の衣類などを片付けることにした。具体的には、セーター、カーディガン、ベスト、それにジャケットとズボン、さらには毛布一枚である。

         

 ウールもあるから当然、普通の洗濯ではない。マニュアルと首っ引きで注意しながら洗う。一度には洗えないので3回に分けての洗濯。午前中はほとんどこれに要した。
 クリーニング代って高いから、自分で洗うことができれば家計が助かる。

 午後一番に、だんだんひどくなる認知症と闘っている友人に、昨夜したためておいた激励の手紙を出しに行く。
 その途次、わが家から50メートルほどの田んぼののり面に、小さな赤い花が群生している見かけ、写真に撮る。花の直径1cmと小ぶりだが美しい。この時期、こうしたのり面などの花は黄色が多いこともあって赤は目立つ。

            

 なんお花か知らなかったので、夜になってから、「この花な~に」とつぶやくと、友人から、「アヤメ科ニワゼキショウ目のニワゼキショウ」という答えが即座に返ってきた。こんな野の花なのに、よく知っているものだと感心。

         

 赤い花といえば、わが家のあちこちに赤いカタバミが咲いている。
 これは30年以上前、亡父が、「これもらったけどお前のところへもやる」といって庭の隅に植えていったものだ。
 しばらくはその場所で群生していたが、他の植物に負けたのか、今やそこではほとんど見られなくて、その代わり、あちこちに小株な花が咲いている。生命力が強いのか弱いのかわからない。

https://www.youtube.com/watch?v=jKltvxmHIn0

 昨日は、雨に打たれるのが怖くて、水面にはあまりでてこなかった金魚たち、今日は水面近くで元気に泳ぎ回っている。
 なお水面に見える白い花はツツジが散ったもので、私がそこへあしらったものではない。

         

 連休で、学童保育へもって行けなかったせいで桜桃が余っている。庭に出ていたら、母娘が回覧板をもってきたので、引き止めて幾ばくかを渡す。
 さらに、その回覧版を持参した隣家へも少しおすそ分け。

 小説を読み始めた。外国の小説で、複数の人物が絡むものは、その固有名とそれらの相互の関連を覚えるのが大変だ。
 大むかし、ドストエフスキーを読みはじめた時、それで悩んだのを思い出している。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

絵日記風メモ ちゃんと生きています。

2021-05-04 00:45:48 | 写真とおしゃべり

 宿題提出が迫って忙しいので、文章を書いている暇がない。
 それでも生きている証拠に、写真とそれに関するメモを付けておこう。

 悪い予感が当たってしまった。
 桜桃が例年より早く実をつけたので、ひょっとしたらその収穫のピークが連休になるのではと思っていたら、そのとおりになってしまった。
 とりわけ今年は豊作で、ご覧のように鈴なりでいくらでも穫れる。

        



 それがなぜ連休では困るかというと、この桜桃の消費者は娘が勤めている学童保育の子どもたちなのだが、その学童保育が2日から5日までの4日間、休みなのだ。
 それでもお構いなしに実は熟す。完熟したものは、実がはち切れたり、落下したりする。
 たまらずに3日、かなりを収穫し、とりあえず冷蔵庫に入れた。

        



 もう既に2回もっていってるが、好評で、もっととせがむ子もいるというから、次回、5日に穫る予定のものとともに、なんとか子どもたちに届けたいものだ。

 静岡県に住む姉から例年のように新茶が届いた。早速一服を。馥郁とした香り、そして特有の甘みが口中に広がる。2袋もらったので、一袋は開封し、ガラスの容器に入れた。未開封のものともども、冷蔵庫で保管し、少しでも長くその味を楽しみたい。
 なお、この姉と私は、両親の死去に伴いそれぞれ別のところへ里子に出され、40年以上経ってから再会したといういわれがある。それだけに一緒に育ったのとは別の特殊なキヅナがあるように思う。

        



 実はこの姉、私と同じ遺伝子を持ちながら私以上に心身ともに衰弱し、昨年から施設暮らしなのだが、このご時世、面会もかなわない。
 だから、この新茶も、姉のこれまでの習慣を引き継いだその娘=私の姪が手配してくれたものだと思う。それを考えると、一層切ないものがある。

 庭の紫陽花に蕾がついた。

          



 今季、3度目の筍。湯がき終えて水に浸したところ。
 農協で同時に買った蕗との炊合せ、それにたけのこご飯を予定している。

           



 新茶を送ってくれた姉への礼状をしたため、投函に行く。
 写真はその途次の、わが家近くに残された貴重な田園。
 この田、例年、稲を天日干しにする稲架掛けを行うのだが、昨年は休耕した。今年はどうなんだろう。一応、田均しはしてあるようなので、期待して待つとしよう。

  
        



 帰途見かけたお家。大谷石の塀に、左に赤いツツジ、右に桜桃がなっている樹がある。

        



 初めて飲むブラジルのワイン。ぶどう品種はボルドーの代表種、カベルネ・ソーヴィニヨン。夕食時に抜栓するつもり。

            



【おまけの動画】

 https://www.youtube.com/watch?v=196A3sixgrM

 https://www.youtube.com/watch?v=S8U4F8UNONg


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする