牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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ワイン通に問いたい! 「ポワティエ(ポワトゥ)のワインを知っていますか?」

2017-08-08 14:32:31 | 酒の情報(酒エトセトラ)
                           
                           【公式HPはこちら↑】





日曜午後、レッスンの後、知り合い女子2名の演奏会へ。



演奏会というとちょっと仰々しいですが、個人のお宅に併設された音楽室?でのサロン・コンサート。

物理的な意味だけではなく演奏者との距離も近く、曲(や楽器)にまつわる説明も盛りだくさん。


そんなプログラムの最後を飾ったのは、楽章ごとに国や地域の名前がついている組曲で、演奏者さん、「この国(地域)は(この時代には)こんな特徴があって、それを曲にした」という、研究(妄想)成果をプリントと共に語ってくれていました。


その中で、演奏者さんにも手強かったと思われるのがこちら




ポワチエ(ポワティエ・ポワトゥ・Poitou・Poitiers)です。


「みなさん、ご存じないですよね」から始まるのですが、「古い街で~」「大学もあるんです」でネタ切れ。

あとは「ワインとヤギのチーズが特産品、以上」です。



でも「ワインの産地」と聞いて、酒屋としては黙ってはいられません(会場ではおとなしかったけど)。


早速、帰ってから調べてみると、まず場所はパリの南西300kmくらいのところ。パリとボルドーを結ぶ線上で、ちょっとボルドー寄り。




大学というのはポワティエ大学という1431年にできた歴史ある大学で、デカルトとかラブレーが出ているらしい!


ただ、フランスの観光局のHPを見ても、確かにその他はあまりなく、産品のところに「ポワトゥ産ワイン(特にジャメイ)」という表記があるのみ。


「ジャメイ」って多分「ガメイ」のことでしょうか。
あまり期待できなさそうです。


そもそも「Poitou」などの産地呼称(AOC)ってあったっけな、と手元のAOC資料を見てもなかったのですが、真面目に調べたらありました。

「HAUT-POITOU」というらしい。
(wikiのAOC一覧にはなかったので、新しいAOCなのでしょうか)


ブドウはソーヴィニヨン・ブランが大半のようです。


(ガメイはどこに行った?)


実際のワインの写真もいくつか発見。






いやいや、失礼しました。

これ、取り寄せて彼女達に差し入れ?とも思いつつ、有資格者ばかりの強者ぞろいのインポーターさんの担当者さん達も絶対知らないだろうなぁ、と、今度ネタに使えるなぁ、と思った週末でした。



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