牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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犬のみなさん、ご用命はお早めに!干支? 犬(戌)のワインです。

2017-08-27 13:57:57 | 酒のご紹介
                           
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いやぁ、残暑と言うには気合の入りすぎている暑さですが、百貨店の今冬のお歳暮の商談は既に終了し、インポーターさんからは新年向けの商品のご案内も来ました。


こちら


来年の干支「戌(犬)」にちなんだラベルのワインです。


スペインの「La GRANJA(ラ・グランハ)」というブランドです。


「ラ・グランハ」とはスペイン語で「農場」という意味。

世界中の食卓に「笑顔」と「おいしさ」という2つのHAPPINESSをお届けすることをコンセプトとするブランドです。

というもので、このワインに限らず、ラベルの絵には農場で見かけるような動物などが描かれています。
(なんでも、スペインでも高名な現代画家「エンリケ・トリホス」さんが特別に描いたものらしい。日本で言ったら誰になるんだろう?東山魁夷さん?千住博さん?)


そういえば、一年前には同じ「La GRANJA」のこんなラベル(のワイン)もご紹介頂きました。

これ

そう、まさに酉(トリ)年の鶏、です。



そんな中、今年のラベルをまじまじと見て思った。

このラベル

上の鶏のラベルと比べ、鶏の方がキュートでユーモアがあるような、というのは自分の主観ですが、客観的にも違いがあるのにお気づきでしょうか。


再掲しましょう


どこ?



まず1つめは、犬の方は、下に「YEAR OF THE DOG」と書かれています。
「戌年」ということでしょうか。YEARにも「THE」がつくような気もしますし、要らないような気もしますが、、、、。


そして2つめはヴィンテージが入っていないこと。


恐らく、昨年、鶏のラベルを「干支ラベル」として売った際に、「ヴィンテージの年号が新年じゃあない!(当たり前)」とか「これ、使いまわしではなく本当に新年用なの?」という突っ込みを受けてのことだと思われます。


その意味では「改善」なのかもしれませんが、少し冷静になってみると、そうでもない。


ワインにヴィンテージが入っていないのって、どちらかというとネガティブなイメージがあるし、「YEAR OF THE DOG」と書かれてしまうと、その時期以外に売るのが難しくなってしまう。


何も書かれていなければ、犬好きの人にも売れそうですし、新年の御挨拶も「干支ボトルですよ」と持っていくより、「干支にちなんで犬のラベルを探してきました」の方がクールではないでしょうか。


この辺りのセンスと戦略、いろいろ分かれるところでしょう。


とは言え、ウチでもちょっと仕入れてみましょう。

インポーターさんの〆切は9月初旬。先着順の限定輸入らしい。


犬の皆さん、ご用命はお早めに。




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