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ウチで日本酒と言えば、足掛け3世紀にわたりご懇意にしている白鷹さんで、歴史的にはもちろんシェア的にも断トツ。
ただ、白鷹さん以外にもご縁を頂き、お取り扱いさせて頂いている地酒の蔵元さんもいらっしゃいます。
大きな問屋さんと違って、その数は決して多くないし、社長さんの顔なども思い浮かぶ感じの関係なので、その分、そんな蔵元さんがどこかで紹介されたりすると、ちょっと嬉しくなったりもします。
これもその一つ、一昨日の「(吉田類の)酒場放浪記」で紹介されていました。
こちら
隠岐酒造さんの「隠岐誉(おきほまれ)」。
見ての通り、島根県の隠岐の島の蔵元さんです。
創業は1972年と、自分の年よりも若いという、珍しい蔵元さんですが、地元の酒類ならどんと来い!という感じで、リキュールなども手がけられています。
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で、そんな隠岐誉さんですが、ウチとしてお取引を始めさせて頂く際、こんなことも考えているんです。
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問屋の仕事の一つは、良い酒を見出す、ことですが、それと共に小学生的な「問屋さん」の仕事は、「大きいロットで持ってきて、小分けにして出すことによって、トータルの物流コストを下げる」こと。
最近では宅配便等の発達で大きく持ってきても小さく持ってきても変わらない状況もあって、その意味も薄れてきましたが、そんな中で「意味あるよね?」と注目しているのが「離島」です。
「離島」の場合、(そんなに離れていなくても)船便を使うということで物流上、ネックになりますし、「まず、東京の問屋に持ってくる」という意味が出てくるのでは、と。
そんなことも念頭に、現在お取引させて頂いている蔵元さんの一つが、この隠岐誉さん。
酒場放浪記での御紹介、うれしいですね。これを機にブレイクして欲しいです。
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