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酒類業界にとってどうなのよ? ビール系飲料にも高アルコール化の波「のどごし生ストロング」

2017-11-22 12:13:04 | 附属酒類経済研究所
                           
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ここでの記事、思い付きで書きなぐってるように見えますが、実際そうです。


それとは関係ありませんが、昨日のテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」のビール系のニュース、途中でわからなくなっちゃいました。


題材は、高アルコールビール系飲料。

ビール「系」なのは、ビールの場合、なかなか高アルコールは難しいからですね。


最初は、「ガツンと8%」などの高アルコール系のRTD(チューハイ含めた缶入りのアルコール飲料)の市場の伸び。



増えていますね。


場面は展開して、居酒屋さんでの新展開。



「バリキン(馬力)」という飲み物(カクテル)らしいのですが、生ビールにアルコール(恐らく甲類焼酎)を入れて、7~8%の度数にするというもの。

これ、韓国でいうところの「バクダン」では、という気もしますが、何故、いま?



なるほど、客側は「しっかり酔える」、お店側は「酔ったら帰るので、回転率が上がる」というように、双方にメリットがある、らしい。


で、今度は缶ビール(系飲料)の新商品。



「第三のビール」のメジャー製品キリン「のごどし生」にもストロング系、です。

高アルコール化のブームをふまえ開発したそうです。

レポーターさん曰く「味にもコク」が、ということです。

そういえば、会社にも見本缶が来ていましたね。
味見はしなかったのですが、した人に聞いたら「確かにコクが」だそうです。



で、最近のストロング系のビール系と言えば、CMが炎上したりと言う意味でも話題になった、サントリーの「頂」



こちらも人気ということで7%からさらに強くした8%を出すそうです。

しかし、です。

ユーザー側のニーズは「手軽に酔いたい」ということでわかるのですが、売る側としてはどう考えるべきなのか。

安直に考えれば、その分飲む本数が減りますし、もう少し意識高く考えると、結局酔うためのもの?、という疑問も出てきます。

スーパー店頭でシェアを獲れ!!という至上命題はわからないでもないですが、なんだかなぁ。




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