牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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白ワインのグラスが小さい理由。いつ頃から白ワインを冷やして飲んでいたのでしょうか?

2019-06-27 18:30:02 | 附属酒類経済研究所
                          

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さっき乗った、飯田橋升本ビルのエレベータ。


箱内の表示板には、「今日の雑学」的なものも流れたりします。








なぜ赤ワインより白ワインのグラスの方が小さいの?





なぜ?



なぜ?




なぜ?




答えは、、、、







白ワインは冷やして飲む方がおいしいので早く飲みきるために小さい、だそうです。




自分も何かでそう習ったというか、聞いた気がしますし、本当なんでしょう


ただ、ですね。


ワインの歴史はかなり古いし、赤ワインの方が古そうですが、白ワインだって十分古いはず。

wikipediaを見ても、

白ワインは少なくとも2500年前から存在している

(大航海時代には)今日のシェリー酒の元となる白ワインの大量の輸出が始まった

安価な辛口白ワインを飲む流行は18世紀にパリで始まった



となっています。


で、氷式の冷蔵庫もないその頃、「冷やして飲む」なんてことができたのでしょうか?


確かに日本でも中世(とかそれより前)から「氷室」はあったので、それなりの身分の人(かなりの身分でしょう)は「冷やし○○」を楽しめたでしょうが、果たしてワインも冷やされていたのかどうか。

また、上の歴史の「安価な辛口白ワインを飲む流行は18世紀に~」は庶民のことでしょうから、その頃庶民が氷室の恩恵を受けられたとは考えにくい。



と、すると、白ワインのグラスが相対的に小さくなったのは比較的時代が下ってからのことなのでしょうか?


夏休みの自由研究になりそうなテーマですね。




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