きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

最近の父

2007-05-05 | 父の記録と母の思い出
昨日、スーパーに行ったら妹と旦那、姪達に会った。

妹が「たけのこの皮付きをゆでた事がない」と言うので、普段頭の上がらない私は「それでは一度食べてみてごらんなさい~明日持って行くから」と買って帰って、夜にゆでたのである。


今日の朝持って行くと、父が丁度デイケアの迎えを待つところだった。
父は相変わらず「kekeは何年生だ?」と「今度食べに行こう」と「たまにはkekeは来ないのか、小遣いあげるのに」を繰り返していた。それでも、うんうんと話を聞くことにした。

妹はまた父が進んだような気がすると言っていた。
私がこの前来た時はインターホンが鳴らなかった。父がどうも夜中にインターホンの線を抜いてしまうらしい。電話も抜いてしまう時があると言う。

「それからこの前ここに春雨が入ってたの」と妹が取り出したのは空のティッシュの箱である。
目が悪いとは言え、なぜわざわざ春雨???

この前町内会の用事で出かける時に、小5の姪に「おじいちゃんの薬お願いね」と頼んだと言う。姪が「おじいちゃん~、食事の後に薬飲まないといけないんだよ~」と言ったが、父は言い訳をしながら飲もうとせず、姪はそれでもしつこく薬薬と言い続けたら、最後には「薬ばかり飲んでちゃいけないのっ!」と父が切れて、姪を泣かせたそうだ。

妹がやりきれないのは、そのくせ、私や旦那さんには手のひらを返したように従順になるあの態度だと言う。デイケアの連絡帳には「よくジョークで周りを笑わせてくれます」と書かれている。(たぶん同じダシャレを毎回繰り返しているだけだと思われるが)

「それが病気だと言うのは頭では分かるし、人と会って気を張る事が病気にとってもいいことだとも分かっているんだけど。私はシモの世話までさせられてあの態度よ?」
そう言いながら妹は昨日作った冷凍ギョーザを分けてくれた。

病気だから・・・とは言うが、人によってコロコロ態度を変える知恵はあったりして、そう言う所がやるせないのだろう。父も悪気でやっているのではないのだろうけど。。。。
「私らはああはなりたくないよね」と言う言葉しか出ないのであった。。。


旦那さんはそんな妹を気遣って、せっせとお皿を洗っていた。
いい旦那さんだな~~