きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

初!!路上1人運転

2007-11-06 | 車の練習
朝、社長が「sakeさん、昨日血相変えて自転車乗ってたでしょ?」と言う。

昨日??昨日は午後に教習してたんだけど。
「一昨日ではありませんか?」と言って、「実はペーパー講習に行ってるんですよ。」と言うと、「sakeくんは免許は持ってたのかい?」と笑い転げるのだった。

「はい、それで銀行や商品券を買いにデパートに行けるようにするつもりです。」
「ハハハハ~!!そうかそうか!頑張ってください。(爆笑)」
(この人は会社の車で練習されるってことに、まだ気づいてないらしい。)


そして昼休み。

私はキーを持って駐車場に行く。
乗る。シートベルトをする。エンジンを入れる。
しかし、ここでハテナ?となる。サイドブレーキがどこにもないのだ。
【D】にする。足を離す。でも動かない。

数分悩んだ後、この前Iさんが「サイドブレーキは足でするんだよ」と言ってたのを思い出した。
はずしてみる。ブレーキから足を離すと動く。

オォ~~~~◎◎

車の頭を出し、右にハンドルを回して車体を駐車場所から完全に出すまで5分くらい掛かった。(ふぅ)
そして、隣の柱の向こうは2台分まるまる空いているので、そこに駐車を試みる。
昨日の教習で、いっぱいいっぱいハンドルを回すと90度回ることを知っていたので、そのまま無事に収まる。
 
しかし、これではど真ん中だ。もっと端に寄せなくては・・・しかしそれは行ったり来たりで、いつまで経っても近づかない。

(思い切って外に出てみよう。。。。一回だけ。。。。)

と思い、(運よくこの周りの一角はそんなに車どおりが激しくないので)ゆっくり駐車場から頭を出し、左ハンドルに切った。そして進もうとするが、あやうく左に曲がりすぎて、外でタバコを吸っている隣の会社の人にめがけて進みそうになる。右にハンドルを切るものの、それでも車は左に行こうとするので、さらに右に切ってどうにか隣の会社の人の視線を感じつつ前に進むのだった。

この時点で気がついたことは、私はダイハツのマークを正確に知らない。
ハンドルのマークが正しいのか逆さまなのか全く分からないため、ただ今ハンドルが半回転しているのか一回転しているのか、何が何だか全く分からないのだった。

それでも左周りに一周する。真ん中に出てくるチャリのオバサンあり。ほとんど止まるような徐行。
それから向こうから車が来る。それもほとんど止まる。
こうして私はまた会社に戻ってきた。

そして丁寧に左に回して(これも近くてかなり怖かった)駐車場に入ろうとするが、車が動かない。
駐車場の入り口で軽く角度が上がっているからだ。
さて、困った。アクセルを踏んでガーッと突っ込んだらどうしよう・・・。

・・・と思ったが、無事に入れたので、また先ほどの2台分空いてる場所に駐車の練習を試みる。
それはやはりど真ん中だが上手く入り、次に幅寄せを試みる。
しかし、なかなか寄らず、「そうか!!前進する時にSみたいにしなきゃいけないんだわ!」と気づいた頃、Iさんがやってきた。

「sakeさん、そのままだと車体が曲がってるよ。」
「へ?」
「入れて、外で見てごらんよ。」

たしかに曲がっている。

Iさんは車に乗って、すごい急カーブでSに進んで、柱ギリギリに車をバックしてきた。

「人っ子1人入れないくらいギリギリですね~!◎◎」
「あっちの柱も同じ位置に立っているから、あそこで車体をまっすぐにしてそのまま後ろに下がればいいだけだよ。簡単だよ。」

そして、Iさんは車をまた駐車場から出して、「ここから一度この駐車場に入れて、(ここは会社の場所じゃないから)向かい側の場所に頭から入れて。」と言って、一度やってみせて、同じ事をやってみろと言うのだった。
 
そして、Iさんにここでハンドルを曲げて!とか、ここはまだまっすぐ!とか、あと50cmだよ!それじゃ2cmでしょ!とか言われながら、どうにか車を頭から入れるのだった。。。
(それでも決して彼は助手席には乗ろうとせず)
 
こうして思うことは、人にガタガタ言われるより、何度前後左右を繰り返そうが、自分でゆっくり考えながら動かした方がはるかに勉強になるのではなかろうか。(Iさんの気持はうれしいのだが)

今日はこうして、幅寄せするにはS字に前に進むことと、どうにか左回り一周はできそうだと言うかすかな自信とダイハツのマークの向きを覚えて終わる。